JP1 Version 9 JP1/Cm2/Internet Gateway Server
IGS Proxy Option固定ポート定義ファイルは,上位アプリケーションから固定のポート番号の割り当てが要求された場合,Proxy Optionがランダムにポート番号の割り当てをします。上位アプリケーションに使用されたくないポート番号を定義します。
この定義ファイルは,Proxy Optionを使用し,Proxy Optionを使用する上位アプリケーションの送信元ポート番号が固定の場合に,定義することをお勧めします。また,定義が必要かどうかの判断については,「付録F.2(3) プロキシ通信機能を適用する場合の注意事項」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
(1) 書式
名前 送信元固定ポート番号/{tcp|udp} コメント
(2) 定義内容
- 名前
- 決まった形式はありません。この項目は,省略できません。
- 送信元固定ポート番号/プロトコル種別
- 送信元固定ポート番号とプロトコル種別の間は,「/(スラント)」で区切ります。
- 送信元固定ポート番号((1~65535))
上位アプリケーションが,ここで指定したポート番号の割り当てを要求した場合,Proxy Optionがランダムにポート番号の割り当てをします。この項目は,省略できません。
- {tcp|udp}
上位アプリケーションが,割り当てようとした送信元固定ポート番号のプロトコル種別(tcpまたはudp)を指定します。必ず小文字で指定してください。この項目は,省略できません。
- コメント
- #以降はコメントとみなされます。この項目は,省略できます。
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