JP1 Version 9 JP1/Cm2/Internet Gateway Server

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1.1.2 アプリケーションとJP1/Cm2/IGS間の通信方法を選択できます

アプリケーションとJP1/Cm2/IGS間の通信方法は,次の二つの方法があります。

●JP1/Cm2/IGSを介したアプリケーション間の通信をプロキシ通信にする

JP1/Cm2/IGSをプロキシサーバとして運用できます。プロキシ機能を適用するように定義されたアプリケーションだけが,JP1/Cm2/IGSを経由して送信されます。また,JP1/Cm2/IGSをプロキシサーバとしてだけ使用する場合は,ゲートウェイサーバとしての機能を停止させることもできます。

設定面では,アプリケーションサーバのゲートウェイの設定が不要になります。なお,プロキシ通信の対象プロトコルは,TCP/IP,およびUDP/IPです。

TCP/IPおよびUDP/IPプロトコルのプロキシ通信には,Proxy Optionが必要です。Proxy Optionは,Windows上だけで動作します。そのため,発呼側のアプリケーションは,Windows上で動作している必要があります。

なお,NNMiまたはNNM,階層エージェントと連携することによって,SNMPのプロキシサーバとして運用できます。この場合,Proxy Optionは必要ありません。

●アプリケーションのゲートウェイをJP1/Cm2/IGSへ向ける

アプリケーションサーバのゲートウェイの指定をJP1/Cm2/IGSに向け,JP1/Cm2/IGSをゲートウェイサーバとして運用できます。

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