JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
Windows版JP1/NETM/DMとUNIX版JP1/NETM/DMとの機能差異を次に示します。それぞれの配布管理システムからクライアントへの操作のサポート状況を示しています。
表F-1 リモートインストール(ソフトウェアの配布)
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアント配布管理システム主導による組み込み ○ ○ ○ ○ クライアントユーザによる組み込み ○ ○ ○ ○ JP1/NETM/DM Client(配布先システム)の配布※1 ○ ○ ○ ○ JP1/NETM/DM Client(中継システム)の配布 ○ ○ ○ ○ システム条件によるインストール抑止 ○ − ○ − ソフトウェア条件によるインストール抑止 ○ − ○ − 配布スケジュール ○ ○ ○ ○ 組み込み日時の指定 ○ ○ ○ ○ 組み込みタイミングの指定 ○※2 ○※3 ○※2 ○※3 組み込み後のクライアントマシンの自動再起動 ○ ○ ○ ○ 処理中ダイアログの表示(パッケージの設定) ○ − − − 処理中ダイアログの表示(クライアントセットアップの設定) ○ − ○ − ソフトウェア配布と連携した外部プログラム起動 ○
(配布前後,エラー時)○
(配布前後)○
(配布前後,エラー時)○
(配布前後)パッケージの自動組み込み ○ ○ ○ ○ レコーダファイルを使った組み込み ○ − ○ − AITファイルを使った組み込み ○ − ○ − 配布先グループを指定した組み込み ○ ○ ○ ○ グループidを指定した組み込み ○ ○ ○※4 ○※4 分割配布 ○ ○※5 ○ ○ マルチキャスト配布 ○ − − − 指令の中断と再開 ○ ○ ○ ○ 指令中断中の配布指令の実行 ○ ○ ○ ○ クライアント制御によるリモート起動とシャットダウン ○※6 ○※7 − − オフラインインストール ○ − − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※1
- Windows版では,JP1/NETM/DM Client(クライアント)の配布を示します。
- 注※2
- システム起動時インストール,通常インストール
- 注※3
- システム起動時インストール,通常インストール,システム停止時インストール
- 注※4
- UNIX版JP1/NETM/DMのグループidに登録されている配布先システムの情報は,中継システムが管理しています。このため,配布管理システムに直接接続している配布先システムをグループidに登録することはできません。
- 注※5
- クライアントがエンドWSの場合だけ分割配布できます。
- 注※6
- クライアント制御によるリモート起動は,中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
- 注※7
- クライアントのバージョンが08-10以降の場合に,リモート起動だけを使用できます。中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
表F-2 パッケージング
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントパッケージデータの圧縮 ○ ○ ○ ○ パッケージデータの暗号化 ○※ ○※ ○※ ○※ パッケージの自動削除 − − ○ ○ 配布管理システム間のパッケージ複写 − − ○ ○ (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※
- JP1/NETM/DM Encryption Optionが必要です。
表F-3 インベントリの管理
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアント定期的なインベントリ情報の取得 ○ ○ − − 取得タイミングの指定 ○※1 ○※2 − − 更新されたインベントリ情報の自動通知 ○ ○ − − システム情報の管理 ○ ○ ○ ○ レジストリ情報の管理 ○ − − − ソフトウェア情報の管理 ○ ○ ○ ○ ユーザインベントリ情報の管理 ○ ○ ○ ○ 他社ソフトウェア情報の取得 ○ ○ ○ ○ ソフトウェア検索リストによるソフトウェア情報の取得 ○ ○ − − ファイル検索 ○ − − − 「Microsoft Office製品を検索」または「ウィルス対策製品を検索」を指定したソフトウェア情報の取得 ○ ○※3 − − パッチ情報の取得 ○ ○ ○ ○ ソフトウェアのライセンス管理 ○ − − − ソフトウェアの世代管理 ○ ○ ○ ○ オフラインマシンの管理 ○ − − − 管理情報のCSV形式ファイル出力 ○ ○ ○※4 ○※4 (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※1
- システム起動時実行,システム稼働中実行
- 注※2
- システム起動時実行,システム稼働中実行,システム停止時実行
- 注※3
- クライアントの適用OSがLinuxで,バージョンが07-50以降の場合に,ウィルス対策製品の情報だけ取得できます。
- 注※4
- JP1/NETM/DM Web - Consoleが必要です。
表F-4 リモートコレクト(ファイルの収集)
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントファイル収集 ○ ○ ○ ○ 収集タイミングの指定 ○※1 ○※1 ○※1 ○※2 ファイル収集と連携した外部プログラム起動 ○
(収集前後,エラー時)○
(収集前後)○
(収集前後,エラー時)○
(収集前後)指令の中断と再開(一括収集) − − ○ ○ クライアント制御によるリモート起動とシャットダウン ○※3 ○※5 − − 収集ファイルの圧縮 ○ ○ ○ ○ 収集ファイルの暗号化 ○※4 ○※4 ○※4 ○※4 収集資源の配布 − − ○ ○ (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※1
- クライアント起動時,クライアント稼働中
- 注※2
- クライアント起動時,クライアント稼働中,クライアント停止時
- 注※3
- クライアント制御によるリモート起動は,中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
- 注※4
- JP1/NETM/DM Encryption Optionが必要です。
- 注※5
- クライアントのバージョンが08-10以降の場合に,リモート起動だけを使用できます。中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
表F-5 ソフトウェアの稼働状況の監視
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントソフトウェアの稼働状況の監視 ○※ − − − 「Asset Information Manager Limited」での稼働情報の管理 ○ − − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※
- 中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。ただし,バージョンが07-50以降である必要があります。
表F-6 リモートコントロール
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントクライアントのリモートコントロール ○ − − − リモートコントロール機能を利用したファイル転送 ○ − − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
表F-7 連携機能
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントJP1/Base連携 ○ − − − JP1/AJS2 - SO連携 − − ○ ○ JP1/Cm2連携 ○ ○ − − JP1/IM - Managerのイベント連携 ○ ○ ○ ○ 秘文連携機能 ○ − − − EUR連携 ○ − − − JP1/NETM/Audit - Managerからの監査ログ管理 ○ − − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
表F-8 システム構成
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアント配布管理システムの階層化 ○ ○ − − マルチNETM/DM機能 − − − ○※1 リレーショナルデータベースへの対応 ○(Embedded RDB,Microsoft SQL Server,Oracle) ○(Embedded RDB,Microsoft SQL Server,Oracle) ○(HiRDB,Oracle) ○(HiRDB,Oracle) クラスタシステムでの運用※2 ○ ○ ○ ○ 複数LAN接続対応 ○ ○ ○ ○ 複数上位システムへの対応 ○ ○ ○ ○ 自動ダイヤリング ○ − ○ − 上位システムに通知するIPアドレスの優先順位設定 ○ ○ ○ ○ (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※1
- 管理ファイルとしてリレーショナルデータベースが必要です。
- 注※2
- JP1/NETM/DM Managerをクラスタ化できます。
表F-9 システム構成情報の管理
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントシステム構成情報の自動生成 ○ ○ ○ ○ システム構成情報の削除履歴管理 ○ ○ − − システム構成情報とID連携 ○ ○ − − ホスト識別子による管理 ○ ○ − − ホスト検索機能 ○ ○ − − JP1/NETM/DM未導入ホストの検出 ○ ○ − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
表F-10 クライアントの管理
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントパッチの取得 ○ − − − パッチ情報の検出 ○※1 − − − WSUSと連携した更新プログラムの管理 ○ − − − 上位システムへのアラート通知 ○ − − − クライアントへのメッセージ通知 ○※2 ○※3 − − AMTを利用したクライアント制御 ○ − − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※1
- 中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
- 注※2
- 中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。ただし,バージョンが07-50以降である必要があります。
- 注※3
- Linuxの場合だけ使用できます。ただし,バージョンが09-00以降である必要があります。
表F-11 クライアントの機能
項目 Windowsの配布管理システム UNIXの配布管理システム Windows
クライアントUNIX
クライアントWindows
クライアントUNIX
クライアントクライアントの非常駐 ○ ○ ○ ○ クライアントユーザによる指令の保留・キャンセル ○ − ○ − ローカルシステムビューアとシステム監視 ○※ − ○※ − 上位システムへのアラート通知 ○ − − − (凡例)○:サポートあり −:サポートなし
- 注※
- クライアントでローカルに使用する機能のため,上位システムからの操作はありません。
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