JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
パッケージ配布またはファイル収集中に通知されたメッセージのメッセージコード(メッセージIDの数字部分)は,配布管理システムに送信されます。UNIX版JP1/NETM/DM Managerでは,実行管理ファイルに詳細情報として格納されます。
詳細情報は実行管理ファイルの94バイト目から設定され,1メッセージにつき4バイト使います。メッセージコードが設定されていない分は(0x00)が入っています。メッセージコードは,7メッセージまで配布管理システムに送信されます。7メッセージを超える分は送信されません。
詳細情報の設定例を次に示します。
- 2205
- KDDM2205-E:ファイルの受信処理中にエラーが起こりました。
- 2055
- KDDM2055-E:配布管理システムに指定したパッケージがありません。
この例では,配布管理システムにパッケージがないためファイル転送時にエラーが起こったことがわかります。このように,設定されたメッセージを統合してエラーの要因を判断してください。
実行管理ファイルに格納された詳細情報は,UNIX版JP1/NETM/DM Managerの場合は,rdsdmind -caコマンドで確認できます。Windows版の配布管理システムでは,ジョブ実行状況ウィンドウでメッセージを確認できます。実行管理ファイルの内容を確認する方法については,各配布管理システムのマニュアルを参照してください。
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