JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
ユーザ固有の処理をするプログラムに障害が起こった場合の処置について説明します。対象となるプログラムは次のとおりです。
- ユーザ組み込み処理
- PPインストール後処理
- ユーザ収集処理
現象 調査方法 要因および対策 プログラムのエラーが発生
または
シグナルを受信して異常終了処理は中止され,JP1/NETM/DM Managerの実行管理ファイルにステータスコードが送信されます。ステータスコードを配布管理システム側で確認してください。
障害が発生したマシンで確認する場合,次のログファイルをcatコマンドで参照してください。
- HP-UX以外の場合
/NETMRDS/rdsprm/MAIN.LOGF
/NETMRDS/rdsprm/CF.LOGF
- HP-UXの場合
/var/opt/NETMDMW/rdsprm/MAIN.LOGF
/var/opt/NETMDMW/rdsprm/CF.LOGF
障害を取り除いて再実行してください。 ユーザ組み込み処理が監視時間内に終了しない 登録ファイルのAPWatchTimerで指定した監視時間内に組み込み処理が終了しませんでした。
組み込みは中止され,次の組み込み処理を実行しています。組み込み処理が中止されたパッケージの状態は,組み込み失敗のステータスコードで配布管理システムへ送信されます。ユーザ組み込み前処理の場合,障害を取り除いたあと,配布管理システムからパッケージを再配布してください。
ユーザ組み込み後処理の場合,配布先システムで,パッケージの組み込みが正常終了したか確認してください。
- 正しく組み込みまれている場合,配布管理システムの資源状態ファイルのステータスコードを次のように正常終了に変更してください。
ユーザ資源状態ファイルの作成方法については,「第1編 4.5.3 ユーザ資源の状態の報告」を参照してください。
- ユーザ資源状態ファイルに,配布管理システムに通知するステータスコードを指定する
- rdsusndコマンドを実行し,配布管理システムに送信する
組み込みが失敗している場合,配布管理システムからパッケージを再配布してください。PPインストール後処理が監視時間内に終了しない − プログラムプロダクトのセットアップは正常終了しているため,再配布の必要はありません。配布先システムで,PPインストール後処理を再実行してください。
- (凡例)
- −:該当しない
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