JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
JP1/NETM/DM Clientの基本機能および組み込み支援機能で使用するコマンドの一覧を表9-1に示します。「※2」が付いたコマンドが,組み込み支援機能のコマンドです。
JP1/NETM/DM Clientの一部のコマンドはサーチパス名で実行します。コマンド名の先頭に次のパス名を付けてください。サーチパス名で実行するコマンドについては,各コマンド説明の「形式」の項を確認してください。
- OSがHP-UX以外の場合:/NETMRDS/COM/
- OSがHP-UXの場合:/opt/NETMDMW/lbin/
表9-1 JP1/NETM/DM Clientのコマンド一覧(基本機能・組み込み支援機能)
分類 コマンド名 オプション 機能概要 実行権限 コマンドの実行可否 中継システム エンドWS クライアントWS ソフトウェアの登録,配布 rdsft -c パッケージング S※1 ○ ○ ○ -a パッケージ配布 S ○ ○ × -init 保管庫の初期化 S ○ × × rdscm 共用資源の登録 ◎ ○ ○ ○ rdsentry 資源登録GUIの起動 ◎ ○ ○ ○ rdslst 登録対象のソフトウェアの表示 S ○ ○ ○ rdsrf -a クライアントWSへのパッケージ配布(自UNIXマシンへパッケージを配布) S × × ○ -q クライアントWSへのパッケージ配布(rdsrfコマンドの処理を停止) S × × ○ rdsinsset -l 組み込みパッケージの選択(パッケージの一覧表示) S ○ ○ ○ -x 組み込みパッケージの選択(パッケージの組み込み) S ○ ○ ○ -d 組み込みパッケージの選択(パッケージの組み込み拒否) S ○ ○ ○ rdsrsclst 指定なし 組み込み済みのパッケージと組み込み待ちのパッケージを表示 S ○ ○ ○ -i 組み込み済みのパッケージを表示 S ○ ○ ○ -w 組み込み待ちのパッケージを表示 S ○ ○ ○ rdsupt※2 組み込み日時が指定されたパッケージの組み込み S ○ ○ ○ rdssts パッケージ配布コマンドの動作状態の確認 ◎ ○ ○ ○ ファイルの収集 rdsatrup 収集ファイルの登録 S ○ ○ ○ rdscfclr 収集庫の初期化 S ○ ○ ○ パッケージの管理 rdsstrbkup 保管庫のバックアップの取得 S ○ × × rdsstrrcv 保管庫の回復 S ○ × × rdsclr 満了日付に達したパッケージの削除 S ○ × × 指令の管理 rdsgroupid 指令保管庫の指令の削除・表示 S ○ × × rdsma -a 配布指令の有無の監視(配布指令の確認の開始) S ○ ○ × -q 配布指令の有無の監視(配布指令の確認の停止) S ○ ○ × グループidの管理と使用 rdsiddefine -s グループid定義ファイルの登録 S ○ × ○ -ll※3 グループid定義ファイルの表示 S ○ × ○ -lc 中継システムとクライアントのグループid定義ファイルの出力 S ○ × × -dl グループid定義の解除 S ○ × ○ -dm グループid定義ファイルの解除 S ○ × × rdsidexec グループidを指定した指令の実行 S ○ ○ ○ 配布状況の確認 rdsdlv -c 配布状況の簡易表示 S ○ × × -l 配布状況の詳細表示 S ○ × × -d 配布状況の削除 S ○ × × rdsdlvse 指定なし 配布状況サーバの起動 S ○ × × -p 配布状況サーバの停止 S ○ × × rdsdlvclr 配布状況ファイルの初期化 S ○ × × rdsdlvcnv 配布状況ファイルの変換 S ○ × × 実行結果の送信 rdssnd 指定なし 配布および収集指令の実行結果の送信 ◎ ○ × × -q 配布および収集指令の実行結果送信の停止 S ○ × × ユーザ資源の管理 rdslistdel ユーザ資源組み込み情報の削除 S ○ ○ ○ rdsusnd ユーザ資源状態の報告 ◎ ○ ○ ○ rdsusnd2 ユーザ資源状態の報告(ATM配布用) ◎ ○ ○ ○ ユーザ資産情報の入力 rdsusrinv 指定なし [JP1/NETM/DMユーザ情報設定]ダイアログボックスの表示 S ○ ○ ○ -c ユーザ資産情報が更新されているか確認 S ○ ○ ○ -v ユーザインベントリ項目リストの表示 S ○ ○ ○ -s ユーザ資産情報の更新 S ○ ○ ○ -u ユーザ資産情報のサーバへの通知 S ○ ○ ○ 障害対策 rdsrecover 組み込み失敗時のリカバリ S ○ ○ ○ rdsbkclear バックアップの削除 S ○ ○ ○ システム構成の削除 rdssys -u 自システム構成情報の上位システムからの削除 S ○ ○ ○ システム構成の移行 rdssysmig JP1/NETM/DM Clientのシステム構成情報の移行 S ○ × × JP1/NETM/DM Clientの起動と停止 rdsstart JP1/NETM/DM Clientの起動 S ○ ○ ○ rdskillsrv JP1/NETM/DM Clientの停止 S ○ ○ ○
- (凡例)
- 空白:オプションの種類を問わないことを示します。
- S:スーパユーザだけ実行できます。
- ◎:任意の利用者名称で実行できます。
- ○:該当するUNIXマシンで実行できます。
- ×:該当するUNIXマシンで実行できません。
- 注※1
- ユーザデータおよびユーザプログラムを登録する場合は,任意の利用者名称で実行できます。
- 注※2
- 組み込み支援機能のコマンドです。
- 注※3
- 配布管理システムに直結した中継システムでは使えません。
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