JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
ここでは,ホストファイルに指定する内容について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
(1) 形式
- NETM/DM(UNIXまたはWindows NT)を配布管理システムとする場合
ManagingHost ホスト名 ProtocolKind TCP 〔RetryCount 再試行回数〕 〔RetryInterval 再試行の時間間隔〕 〔DeliveryRetryCount パッケージ配布およびファイル収集の再試行回数〕 〔DeliveryRetryInterval パッケージ配布およびファイル収集再試行の時間間隔〕
- 設定ファイルで指定した属性と異なる属性で,パッケージングなどの処理を実行する場合
〔ManagingHost ホスト名〕 〔RetryCount 再試行回数〕 〔RetryInterval 再試行の時間間隔〕 〔DeliveryRetryCount パッケージ配布およびファイル収集の再試行回数〕 〔DeliveryRetryInterval パッケージ配布およびファイル収集再試行の時間間隔〕
(2) 説明
- ManagingHost ホスト名 〜<半角英大文字,数字,ハイフン,アンダーバー,およびピリオド>((1〜64文字))
- 自UNIXマシンを接続する,配布管理システムのホスト名を指定します。
- 配布管理システムがUNIX NETM/DMまたはNETM/DM/W-AFの場合は,/etc/hostsファイルに指定してあるホスト名を指定します。
- ProtocolKind TCP
- 配布管理システムとの通信プロトコルとして「TCP」を指定します。
- RetryCount 再試行回数〜<符号なし整数>((1〜9))(単位:回数)
- 配布管理システムとのコネクションまたはアソシエーションが確立できなかったときに,確立要求を再試行する回数を指定します。9を指定すると,無限に再試行し続けます。
- 配布管理システムに直結していない中継システムでは,この値を指定しても無視されます。
- この値を省略すると,設定ファイルでの値が有効になります。
- RetryInterval 再試行の時間間隔 〜<符号なし整数>((1〜99))(単位:10秒)
- 配布管理システムとのコネクションまたはアソシエーションが確立できなかったときに,確立要求を再試行する時間間隔を10秒単位で指定します。
- 配布管理システムに直結していない中継システムでは,この値を指定しても無視されます。
- この値を省略すると,設定ファイルでの値が有効になります。
- DeliveryRetryCount パッケージ配布およびファイル収集の再試行回数 〜<符号なし整数>((0〜9))(単位:回数)
- パッケージ配布中またはファイル収集中にエラーが起こったときに,パッケージ配布コマンドまたはファイル収集コマンドを再試行する回数を指定します。0を指定すると,再試行しません。
- この値を省略すると,設定ファイルでの値が有効になります。
- DeliveryRetryInterval パッケージ配布およびファイル収集再試行の時間間隔 〜<符号なし整数>((1〜99))(単位:10秒)
- パッケージ配布中またはファイル収集中に回線エラーが起こったときに,パッケージ配布コマンドまたはファイル収集コマンドを再試行する時間間隔を10秒単位で指定します。DeliveryRetryCountで0を指定した場合は,ここで指定した値は無視されます。
- この値を省略すると,設定ファイルでの値が有効になります。
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