JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
中継システム,配布先システム,または資源登録システムで,一時的に使用する作業用ディレクトリの空き容量が不足した場合,次のどちらかを実行してください。
- 作業用ディレクトリのパーティションを拡張する。
- 作業用ディレクトリを変更する。
作業用ディレクトリを変更する場合,次の手順に従ってください。コマンドはスーパユーザで実行してください。
なお,作業用ディレクトリを変更した場合,JP1/NETM/DM Clientをアンインストールした際に,変更した作業用ディレクトリが削除されません。JP1/NETM/DM Clientをアンインストールする際は,変更した作業用ディレクトリを手動で削除してください。
- プロセスを停止させる
- HP-UX以外の場合:
中継システムのとき
rdssnd -q
/NETMRDS/COM/rdskillsrv
クライアントWSのとき
rdsrf -q
/NETMRDS/COM/rdskillsrv
エンドWSのとき
/NETMRDS/COM/rdssnde -q
/NETMRDS/COM/rdskillsrv
- HP-UXの場合:
中継システムのとき
/opt/NETMDMW/bin/rdssnd -q
/opt/NETMDMW/lbin/rdskillsrv
クライアントWSのとき
/opt/NETMDMW/bin/rdsrf -q
/opt/NETMDMW/lbin/rdskillsrv
エンドWSのとき
/opt/NETMDMW/lbin/rdssnde -q
/opt/NETMDMW/lbin/rdskillsrv
- 作業用ディレクトリを変更する
/home下に十分な空き容量が存在する場合の作業用ディレクトリの設定例を示します。
作業用ディレクトリには,次のソケット属性のファイルも存在します。
- HP-UX,Linux以外の場合:
/NETMRDSがシンボリックリンクのとき
unlink /NETMRDS
cp -rp /opt/NETMRDS /home
rm -rf /opt/NETMRDS
ln -s /home/NETMRDS /NETMRDS
/NETMRDSがディレクトリ実体のとき
cp -rp /NETMRDS /home
rm -rf /NETMRDS
ln -s /home/NETMRDS /NETMRDS
- HP-UXの場合:
cp -rp /var/opt/NETMDMW /home
rm -rf /var/opt/NETMDMW
ln -s /home/NETMDMW /var/opt/NETMDMW
- Linuxの場合:
unlink /NETMRDS
cp -rp /opt/NETMDMW /home
rm -rf /opt/NETMDMW
ln -s /home/NETMDMW /NETMRDS
ln -s /home/NETMDMW /opt/NETMDMW
ソケット属性のファイルは移動に失敗する場合があります。移動に失敗したソケット属性のファイルは,プロセス起動時に再作成されるので,失敗時のメッセージは無視してください。
- HP-UX以外の場合:/NETMRDS/SCTSVC/xxx(xxxは可変)
- HP-UXの場合:/var/opt/NETMDMW/SCTSVC/xxx(xxxは可変)
- プロセスを起動させる
- HP-UX以外の場合:/NETMRDS/COM/rdsstart
- HP-UXの場合:/opt/NETMDMW/lbin/rdsstart
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