JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)

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2.1.10 バージョンチェックによるパッケージ配布の抑止

差分版のプログラムプロダクトを配布する前に,差分版のベースとなるバージョンが配布先に組み込まれているかチェックできます。その結果,組み込まれていなければメッセージを出力します。これによって,必要のないパッケージを配布しなくて済みます。

<この項の構成>
(1) 差分版のベースとなるバージョンの指定
(2) バージョンチェックのタイミング

(1) 差分版のベースとなるバージョンの指定

UNIXマシンに配布する場合は,パッケージング時に属性情報としてバージョンを指定します。この指定は,配布指令の作成時に変更できます。

Windowsマシンに配布する場合は,インストールスクリプトファイルにバージョンを指定します。インストールスクリプトファイルに指定する内容については,Windows版のJP1/NETM/DMのマニュアルを参照してください。

(2) バージョンチェックのタイミング

バージョンチェックを実行するタイミングを次に示します。

配布先システムがUNIXの場合
資源ファイルを組み込む直前にチェックします。

配布先システムがWindowsの場合
資源ファイルの組み込み後に,インストールスクリプトファイルの制御に依存します。

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