JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
差分版のプログラムプロダクトを配布する前に,差分版のベースとなるバージョンが配布先に組み込まれているかチェックできます。その結果,組み込まれていなければメッセージを出力します。これによって,必要のないパッケージを配布しなくて済みます。
- <この項の構成>
- (1) 差分版のベースとなるバージョンの指定
- (2) バージョンチェックのタイミング
(1) 差分版のベースとなるバージョンの指定
UNIXマシンに配布する場合は,パッケージング時に属性情報としてバージョンを指定します。この指定は,配布指令の作成時に変更できます。
Windowsマシンに配布する場合は,インストールスクリプトファイルにバージョンを指定します。インストールスクリプトファイルに指定する内容については,Windows版のJP1/NETM/DMのマニュアルを参照してください。
(2) バージョンチェックのタイミング
バージョンチェックを実行するタイミングを次に示します。
- 配布先システムがUNIXの場合
- 資源ファイルを組み込む直前にチェックします。
- 配布先システムがWindowsの場合
- 資源ファイルの組み込み後に,インストールスクリプトファイルの制御に依存します。
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