JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)
JP1/NETM/DM Clientを使用する場合は,次のことにご注意ください。
- マシンの言語種別について
- 日本語コード体系の異なるマシンが混在するシステム環境では日本語が使用できない場合があります。日本語コード体系を統一して使用してください。
- HP-UXで使用する場合の注意について
- JP1/NETM/DM ClientをHP-UXで使用する場合は,ラージユーザIDおよびラージファイルは扱わないでください。
- NETM/DM/WまたはJP1/NETM/DM/Wとの併用について
- 旧バージョンの中継システムまたは配布先システムのプログラム(NETM/DM/WまたはJP1/NETM/DM/W)とJP1/NETM/DM Clientは,同じマシンに一緒に組み込んで使用することはできません。
- NETM/DM/WまたはJP1/NETM/DM/WからJP1/NETM/DM Clientにバージョンアップするときは,NETM/DM/WまたはJP1/NETM/DM/Wを削除する必要はありません。ただし,組み込み履歴情報は残ったままとなるので注意してください。また,JP1/NETM/DM Client固有の機能を設定するときは,セットアップ後にその内容を設定し直してください。
- Groupmax Remote Installationとの関係について
- JP1/NETM/DMの各プログラムとGroupmax Remote Installationは,パッケージのやり取りができません。パッケージ配布をするときは,どちらか片方の製品に統一して使用してください。
- 起動に必要な空き容量について
- JP1/NETM/DM Clientを起動するときは,ハードディスクに5メガバイト以上の空き容量が必要です。
- 配布先の指定方法について
- 中継システムの配布先を指定するときは,配布先名とIPアドレスの指定を混在させないでください。また,配布先は,配布先名・IPアドレスのどちらで指定する場合も,一つしか指定できません。
- システム時刻の変更について
システム時刻の変更は,システム起動時またはシステム停止時に実施してください。また,システム時刻を変更すると,次の不具合が生じることがありますのでご注意ください。
システム時刻を遅らせたあとで指令を作成すると,すでに登録されている指令を上書きすることがあるため,指令は,遅らせた時間の経過を待って作成してください。
- 日時指定の指令が,意図しない時間に実行される。
- システム時刻を遅らせた場合,日時指定の指令が2度実行される。
- ログの出力時刻がずれるため,障害要因を解析しにくくなる。
- Version 8以前の製品からのバージョンアップ時について
- Version 8以前の製品からJP1/NETM/DM Clientにバージョンアップする場合は,あらかじめ配布管理システム上のソフトウェア情報を削除してからバージョンアップしてください。
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