JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
ここでは,Asset Information Manager Limitedで発生したトラブルの回復方法について説明します。トラブル情報の取得方法については,「6.8.4 「Asset Information Manager Limited」のトラブル情報の採取」を参照してください。
取得したトラブル情報のログの内容に異常はないか確認します。トラブルを取り除いたあと,Asset Information Manager Limitedのサーバが閉塞状態のときには,Microsoft Internet Information Servicesを再起動します。
Microsoft Internet Information Servicesにトラブルが発生した場合の回復方法は次のとおりです。
取得したトラブル情報のログの内容に異常はないか確認します。トラブルを取り除いたあと,Microsoft Internet Information Servicesを再起動します。再度トラブルが発生する場合は,データベースが破壊されているおそれがあるため,データベースのバックアップデータをリストアして,Microsoft Internet Information Servicesを再起動します。
Microsoft Internet Information Servicesを停止後,取得したトラブル情報のログの内容に異常はないか確認します。トラブルを取り除いたあと,Microsoft Internet Information Servicesを再起動します。再度,応答しない状態になる場合は,データベースが破壊されているおそれがあるため,データベースのバックアップデータをリストアして,Microsoft Internet Information Servicesを再起動します。
DBMSにトラブルが発生した場合の回復方法は次のとおりです。
取得したトラブル情報のログの内容に異常はないか確認します。トラブルを取り除いたあと,DBMSを再起動します。
起動された場合は,データベースが破壊されていないかを確認し,必要に応じてバックアップデータをリストアしてデータベースを回復してください。
起動されない場合は,DBMSの環境を構築し直してください。
Microsoft Internet Information Servicesを停止し,DBMSの環境を構築し直してください。DBMSを再起動し,バックアップデータをリストアしてデータベースを回復したあと,Microsoft Internet Information Servicesを再起動します。
Webブラウザにトラブルが発生した場合の回復方法は次のとおりです。
Webブラウザを再起動して,再度ログインして直前の業務処理内容を確認し,完了していない場合は再度業務を実行します。
なお,再度,Webブラウザからの応答がない場合は,Webブラウザの画面のハードコピーを採取します。同時に直前の操作内容および入力データの説明を添付して,システム管理者に調査依頼します。
いったんWebブラウザからログアウトし,再度ログインしてトラブルが発生した業務を実行します。再度同じ現象となる場合は,システム管理者に調査依頼します。
取得したトラブル情報のログの内容に異常はないか確認し,トラブルを取り除きます。
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