JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
(1) JP1/秘文との連携時のトラブル
JP1/秘文の秘文ログ参照時に想定されるトラブルと,その主な要因および対処を次に示します。
(a) DBMSの環境が誤っている
- 次の四つの要因が考えられます。
- DBMSクライアントのDLLが読み込まれない。
- DBMSドライバがない。
- DBMSがネットワーク上のAsset Information Manager Limitedのサーバへ到達していない。
- DBMSへの同時接続数が超過している。
設定した内容が正しいか確認してください。また,Asset Information Manager LimitedのサーバとAsset Information Manager Limitedのデータベースサーバを分散している場合,DBMSのクライアント環境がインストールされているか確認してください。
- ネットワークの設定が,DBMSサーバまたはそれを含むネットワークに到達できない設定になっているおそれがあります。
DBMSサーバへの通信路を確認してください。
(b) JP1/秘文サーバのデータベースへの接続がエラーになる
- DBMSサーバが起動されていない,閉塞中,または停止仕掛かり中であるおそれがあります。
DBMSが正しく運用されているかを確認してください。
- ネットワークの設定が,DBMSサーバまたはそれを含むネットワークに到達できない設定になっているおそれがあります。
DBMSサーバへの通信路を確認してください。
- 接続時に指定したユーザIDまたはパスワードに誤りがあるおそれがあります。
ユーザIDまたはパスワードが正しいかを確認してください。
- DBMSサーバのトラブルによるタイムアウト,リソース不足などのおそれがあります。
DBMSの稼働状態を確認してください。
(c) スクリプトの実行でエラーになる
- 排他制御によるロックエラーまたはデータベース接続のタイムアウトのおそれがあります。
DBMSの稼働状態を確認してください。
- 次の五つの要因が考えられます。
- 要求内容の権限に誤りがある
- スクリプトのバッファのオーバーフローが発生している
- スクリプトの構文が誤っている
- ディスクのI/Oエラーが発生している
- 対象のテーブルが存在しない
カスタマイズ前の環境に戻してください。
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