JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
PACKAGING_SOURCEタグでは,パッケージングするファイルまたはディレクトリを指定します。このタグは,dcmpackコマンドで使用します。
指定できるパラメタ,およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
PACKAGING_SOURCE{
file_path=パッケージング対象ファイル名
base_fullpath=パッケージング基準ディレクトリパス
}
- file_path=パッケージング対象ファイル名
パッケージングするファイルまたはディレクトリを,base_fullpathで指定したディレクトリからの相対パスで指定します。ただし,UNIXクライアントに配布するパッケージの場合は,階層の区切り文字には「\」ではなく「/」を使用してください。パッケージのインストール時は,インストール先ディレクトリ下にbase_fullpathからのディレクトリ構造が復元されます。
同一ディレクトリ(ルートディレクトリも含む)下の複数のファイル,またはサブディレクトリを指定する場合は各パスを「;」で区切るか,file_pathを複数記述してください。
指定値にスペースを含めることもできますが,「;」の前後にスペースを指定するとリターンコード「2」のエラーとなります。また,指定値を「"」で囲って指定しないでください。ただし,コマンドの引数で指定する場合は,スペースを含む指定値は「"」で囲んでください。
file_pathを指定しない場合は,base_fullpathに指定されたパス以下のファイルがすべてパッケージングされます。base_fullpathにファイルが指定されている場合は,指定されたファイルだけがパッケージングされます。
- base_fullpath=パッケージング基準ディレクトリパス
パッケージングするファイルまたはディレクトリの基準となるディレクトリのフルパスを指定してください。
ドライブを指定する場合は,コロン(:)までを指定してください。例えば,AドライブのFDの内容をすべてパッケージングするには,
base_fullpath = A:
と記述してください。
base_fullpath = A:\
と記述するとエラーとなります。
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