JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
JP1/NETM/DMでは,ソフトウェアのインストール条件やコレクト(収集)条件をGUIの画面で設定します。ほとんどの場合,それで十分ですが,より細かい設定が必要になることがあるかもしれません。例えば,インストールできるかどうかを独自にチェックする必要があったり,クライアント画面にメッセージを表示させたかったりする場合です。
GUIを使わないでインストール条件やコレクト条件を設定したい場合や,より細かくインストールの流れやコレクト(収集)対象をコントロールしたい場合,ユーザ独自に「インストールスクリプト」または「コレクトスクリプト」と呼ばれる言語でスクリプトを作成してください。
ユーザ独自に「インストールスクリプト」を作成する場合,パッケージング前に任意のテキストエディタで作成します(パッケージングをするPCで)。作成したスクリプトのファイルは,パッケージャの[JP1/NETM/DMパッケージング]ダイアログボックスの[システム条件]パネルで[取り込み]ボタンをクリックして,そのパスを指定してください。パッケージに「インストールスクリプト」が取り込まれます。
UNIX配布管理システムからWindowsクライアント上のファイルをリモートコレクト(収集)する場合,「コレクトスクリプト」(UNIXの配布管理システムでの収集スクリプトファイル)を作成できます。コレクトスクリプトを作成すると,リモートコレクトの対象をより細かく指定できます。
スクリプトの文法エラーがなくても,リモートインストールまたはリモートコレクトを実行するときに次の要因でエラーになるおそれがあります。
インストールスクリプトやコレクトスクリプトを文法チェックする場合,およびリモートインストール時やリモートコレクト時にエラーが発生した場合,LOG\SCRIPT.LOGファイル,LOG\MAIN.LOGファイル,およびWindows NTのイベントログにエラーが記録されます。エラー内容を確認して,スクリプトを修正してください。
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