JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
パッケージを自動的にインストールします。自動インストールする場合,パッケージごとにインストール先のディレクトリの設定をあらかじめ変更しておくことができます。インストール先ディレクトリはインストール実行時にも変更できます。
インストール先ディレクトリの変更方法,および自動インストールの方法を次に示します。
(a) インストール先ディレクトリの変更
- インストール先ディレクトリを変更したいパッケージを選択し,[編集]−[インストール先の変更]を選択する。
[インストール先の変更]ダイアログボックスが表示されます。
図11-11 [インストール先の変更]ダイアログボックス
- インストール先ディレクトリを変更し,[OK]ボタンをクリックする。
インストール先ディレクトリが変更されます。
(b) パッケージの自動インストール
- インストールしたいパッケージを選択し(複数選択可),[実行]−[インストール]を選択する。
選択したパッケージが[インストール方法の指定]ダイアログボックスに表示されます。
図11-12 [インストール方法の指定]ダイアログボックス
- [インストール先の変更]ボタン
- 選択されているパッケージのインストール先を変更するための,ディレクトリ参照ダイアログボックスを表示します。
- [パッケージの説明]ボタン
- パッケージに添付されている説明のファイルを表示・閲覧できます。
- [コマンドオプション]ボタン
- インストーラの実行ファイルにオプションを指定できます。
- インストール方法
- パッケージを自動的にインストールするか,手動でインストールするかを選択します。
- [実行]ボタン
- 表示されたパッケージのインストールを開始します。
- 「インストール方法」で「自動」を選択する。
インストール先のディレクトリを変更する場合は,[インストール先の変更]ボタンをクリックすると表示される[インストール先の変更]ダイアログボックスで,インストール先のディレクトリを指定してください。
パッケージに説明が添付されている場合は,[パッケージの説明]ボタンをクリックすると参照できます。
- [実行]ボタンをクリックする。
選択したパッケージのリモートインストールが始まります。
パッケージ種別が「日立プログラムプロダクト」または「他社ソフトウェア」の場合に,GUI上のインストーラに手動で応答してインストールできます。クライアントのユーザの環境に合わせて,カスタムインストールしたい場合は手動でインストールしてください。ただし,一部の日立プログラムプロダクトには,手動インストールができないものもありますので注意してください。手動インストールの方法を次に示します。
- インストールしたいパッケージを選択し,[実行]−[インストール]を選択する。
選択したパッケージが[インストール方法の指定]ダイアログボックスに表示されます。なお,手動インストールの場合,パッケージは複数選択できません。
- [インストール方法]で[手動]を選択する。
[インストール先の変更]ボタンが非活性となります。インストール先ディレクトリの変更は,このあとの手動インストール中に操作してください。
インストールするパッケージに説明が添付されている場合は,[パッケージの説明]ボタンをクリックすると参照できます。
他社ソフトウェアの場合は,[コマンドオプション]ボタンをクリックすると[セットアップコマンドオプション指定]ダイアログボックスが表示されるので,インストーラの名称(setup.exeなど)と,必要であればそのオプションを1,024バイト以内で指定します。
図11-13 [セットアップコマンドオプション指定]ダイアログボックス
- [実行]ボタンをクリックする。
インストーラが起動します。
- 選択したパッケージのインストーラの指示に従ってインストールする。
インストールするソフトウェアによっては,インストール中のFDを入れ替えるために,FDのパス名を入力しなければならない場合があります。この場合,ダイアログボックス中に表示されているパス名の最後の数字を,次に読み込むFDの数字に変更して入力してください。
インストーラの処理が終了すると,[手動インストール実行結果の設定]ダイアログボックスが表示されます。
図11-14 [手動インストール実行結果の設定]ダイアログボックス
- インストールの実行状態(実行結果)をJP1/NETM/DM Client(中継システムまたはクライアント)に通知する。
クライアントユーザが手動で応答してリモートインストールした場合,パッケージセットアップマネージャは,インストールの実行結果を認識できません。そのため,[手動インストール実行結果の設定]ダイアログボックスで,実行結果を設定してください。「インストール完了」,または「インストール失敗」のどちらかを選択し,[設定]ボタンをクリックします。
[手動インストール実行結果の設定]ダイアログボックスは,セットアップコマンド終了時に表示されます。そのため,インストールがすべて終了する前に表示されることがあります。この場合,[設定]ボタンをクリックしてしまうとインストールは強制終了されます。[設定]ボタンをクリックするときは,インストールが完全に終了したことを確認してください。
クライアントのユーザは,インストールを許可されたパッケージが必要でない場合,インストールを拒否できます。また,リモートインストールジョブを実行した上位システムに,インストールしなかったことを通知できます。
- リモートインストールを拒否するパッケージを選択し(複数選択可),[編集]−[パッケージの削除]を選択する。
選択したパッケージが一覧から削除され,リモートインストールを拒否したことになります。ただし,一度リモートインストールを実行したパッケージを削除しても,拒否したことにはなりません。パッケージ一覧から削除されるだけです。
リモートインストールを許可されたパッケージの情報を表示できます。また,インストールに失敗したパッケージについては,失敗した要因も表示できます。必要に応じて参照してください。
- 情報を表示したいパッケージを選択し,[表示]−[詳細情報の表示]を選択する。
[パッケージの詳細]ダイアログボックスに,パッケージの情報が表示されます。
図11-15 [パッケージの詳細]ダイアログボックス
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