設置場所を追加する手順を次に示します。

1. 下位に設置場所を追加したい設置場所を，簡易検索条件から選択する。
   「ゴミ箱」以下には設置場所は追加できません。
   
2. ［新規設置場所登録］ボタンをクリックする。
   ［新規設置場所登録］ダイアログボックスが表示されます。
   項目名に「★」の付いた次の項目は，必ず指定してください。
   
   • 「設置場所ID」
     各設置場所にユニークなIDを指定します。削除した設置場所を一時的に退避する「ゴミ箱」とは別の設置場所IDを設定してください。「ゴミ箱」の設置場所IDは，［サーバセットアップ］ダイアログボックスで設定します。デフォルトは「99999999」です。
     ［サーバセットアップ］ダイアログボックスでの設定については，マニュアル「構築ガイド」の「10.2.3(5)　設置場所削除用の「ゴミ箱」設置場所ID」を参照してください。
     また，「設置場所ID」に英字を指定する場合，大文字と小文字だけが異なる値は指定しないでください。
     
   • 「設置場所名（英名）」
     設置場所名の英語名を指定します。設置場所名の最後に/（スラッシュ）を使用しないでください。なお，同じ階層に，同じ名前の設置場所は作成できません。
     
   • 「設置場所名」
     設置場所名を指定します。設置場所名の最後に/（スラッシュ）を使用しないでください。なお，同じ階層に，同じ名前の設置場所は作成できません。
     
   キャンセルする場合は，［閉じる］ボタンをクリックしてください。
   
3. ［新規登録］ボタンをクリックする。
   指定した内容で，簡易検索条件に設置場所が追加されます。
   

登録する設置場所の情報を指定した状態の［新規設置場所登録］ダイアログボックスを次の図に示します。

図10-53　［新規設置場所登録］ダイアログボックス

設置場所管理画面で，削除したい設置場所のチェックボックスをオンにして［削除］ボタンをクリックすると，設置場所を削除できます。

なお，下位に設置場所がある場合，下位の設置場所も削除されます。

削除した設置場所は，設置場所のツリーに作成された「ゴミ箱」に移動されます。削除した設置場所の下位に設置場所がある場合は，階層関係を維持したまま「ゴミ箱」に移動されます。そのため，誤って削除してしまった情報は，「ゴミ箱」から元の場所に移動して回復させることができます。ただし，「ゴミ箱」から削除すると，元に戻せません。

注意事項

• 業務メニュー「IPグループ管理」で，設置場所別IPグループを作成してIPアドレスを管理している場合，設置場所を削除すると対応しているIPグループも削除されます。ただし，削除した設置場所が「ゴミ箱」にある間は，削除されません。
• 業務メニュー「利用可能業務割り当て」で，管理者以外のユーザも業務メニュー「設置場所管理」を利用できるように設定している場合，管理者以外のユーザは，いったんログアウトすると「ゴミ箱」は表示されなくなります。そのため，ログアウトしたあとで「ゴミ箱」以下の設置場所を元に戻す場合は，管理者に依頼してください。

設置場所を移動する手順を次に示します。

1. 設置場所管理画面で，移動したい設置場所のチェックボックスをオンにする。
   削除した設置場所を戻す場合は，「ゴミ箱」内の設置場所のチェックボックスをオンにします。
   
2. ［移動］ボタンをクリックする。
   ［設置場所参照］ダイアログボックスが表示されます。
   キャンセルする場合は，［キャンセル］ボタンをクリックしてください。
   
3. 移動先の設置場所を指定して，［決定］ボタンをクリックする。
   設置場所の移動先には，「ゴミ箱」以下の設置場所は指定できません。
   ［設置場所参照］ダイアログボックスが閉じて，設置場所管理画面で選択した設置場所が，指定した設置場所に移動します。