CSV形式ファイルへ出力するときの注意事項を次に示します。

• パッケージ内容をCSV形式ファイルに出力しているときは，［パッケージ］ウィンドウでパッケージの内容を参照しないでください。CSV形式ファイルに出力しているときにパッケージの内容を参照すると，ファイルへの出力処理が失敗する場合があります。
• CSV出力ユティリティでCSV形式ファイルを出力するには，必ず1件以上のデータが登録されている必要があります。データが登録されていない場合は出力できません。
• ホストの出力範囲設定の指定数が多くなると，DBMSの制限によってRDBアクセスエラーが発生するおそれがあります。その場合は，指定数を減らしてください。
  ホストの出力範囲設定の上限値の例を次の表に示します。
  

  DBMSの種類	バージョン	ホストの出力範囲設定の上限値
  Embedded RDB	08-51※	255
  Microsoft SQL Server	7.0	2,041
  Oracle	9i	1,000

  注※　JP1/NETM/DM Managerのバージョンです。

  
  
• UnicodeのCSV形式ファイルを出力する場合，次の条件をすべて満たすときに有効となります。
  
  • JP1/NETM/DM Managerから実行する。
  • UnicodeのCSV形式ファイルを出力するためのレジストリを設定している。
  • CSV出力ユティリティをJP1/NETM/DM Managerから起動する。
  • JP1/NETM/DMでMicrosoft SQL Server 2005以降のリレーショナルデータベースを使用している。
  • 次に示すテンプレートのどれかを指定している。
    ・システム情報
    ・インストール済みパッケージ情報
    ・レジストリ取得項目
    ・Microsoft Office製品
    ・ウィルス対策製品
    
• 一つのクライアント（ホスト）に複数の言語データが存在する場合は，UnicodeのCSV形式ファイルを出力できません。例えば，あるクライアント（ホスト）に日本語と中国語のソフトウェアをインストールしていて，Windowsのシステムロケールを日本語と中国語を切り替えて両方のソフトウェアを使用している場合などです。