JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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8.5.1 ジョブの削除

ここでは,ジョブ削除の流れ,ジョブを削除する方法,およびジョブを削除するときの注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) ジョブ削除の流れ
(2) ジョブの削除方法
(3) ジョブを削除するときの注意事項

(1) ジョブ削除の流れ

上位システムでジョブの削除操作をした場合,そのジョブがすでに下位システムに転送されていたときは,下位システムにダウンロードされたジョブも連携して削除されます。ジョブを削除したときの流れを次の図に示します。

図8-50 ジョブを削除したときの流れ

[図データ]

  1. 配布管理システムでジョブAを削除する。
    [ジョブ実行状況]ウィンドウで削除中のジョブを表示する場合,削除対象のジョブAは「(削除中)」と表示されます。
  2. 中継するシステムに転送されていたジョブAが削除される。
    さらに下位のシステムにジョブAが転送されているので,[ジョブ実行状況]ウィンドウでは「(削除中)」と表示されたままです。
  3. クライアントに転送されていたジョブAが削除される。
    システム全体でジョブAを削除完了したことが配布管理システムに通知され,[ジョブ実行状況]ウィンドウからジョブAの表示が消えます。

(2) ジョブの削除方法

[ジョブ実行状況]ウィンドウでジョブを削除する方法を次に示します。一度削除すると,元に戻すことはできません。フォルダを削除したときは,フォルダ内のジョブおよび下位のフォルダも削除されます。

  1. [ジョブ実行状況]ウィンドウをアクティブにし,削除するフォルダ,またはジョブを選択する。
    選択したフォルダ,またはジョブが反転表示されます。
  2. [編集]−[削除]を選択する。
    削除を確認するダイアログボックスが表示されます。[キャンセル]ボタンをクリックすると,削除しないでダイアログボックスを閉じます。

(3) ジョブを削除するときの注意事項

ジョブを削除するときの注意事項を次に示します。