JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
ジョブの実行状況を確認するときには,次に示す項目を設定してください。
終了したジョブの実行結果が大量に残っていると,リモートインストールマネージャの動作が遅くなったりする場合があります。そのため,終了したジョブの実行結果は,確認が必要な実行状態のものだけ記録しておくことをお勧めします。記録する実行結果は,JP1/NETM/DM Managerのセットアップの[結果記録オプション]パネルで,ジョブのあて先の属性ごとに設定できます。
通常のジョブ(あて先がIDでも全あて先でもないジョブ)の場合,「エラー」,「インストール拒否」,「正常終了」の実行状態の中から,配布管理システムに記録しておく状態を選択できます。
なお,次に示すジョブの場合,この設定は無効になり,すべての実行状態が配布管理システムに記録されます。
IDジョブの場合,「エラー」,「完了」,「インストール拒否」,「正常終了」の実行状態の中から,配布管理システムに記録しておく状態を選択できます。
なお,中継システムが管理するIDに属しているクライアントのジョブは,すべてのジョブ種別でこの設定が有効になります。また,配布管理システムが管理するIDに属しているクライアントで,「(a) 通常のジョブの場合」で示すジョブの場合は,この設定が無効になり,すべての実行状態が配布管理システムに記録されます。
全あて先ジョブの場合,「エラー」,「インストール拒否」,「正常終了」の実行状態の中から,配布管理システムに記録しておく状態を選択できます。
なお,次に示すジョブの場合,この設定は無効になり,すべての実行状態が配布管理システムに記録されます。
ジョブの実行状況は,一定の間隔で配布管理システムが監視しています。ジョブ実行状況の監視間隔は,[ジョブの環境設定]ダイアログボックスで設定できます。
ジョブの監視間隔を短く設定すると,負荷が大きくなりほかのアプリケーションの動作に影響を与えることがあります。JP1/NETM/DM Managerでは30分〜1時間の間,JP1/NETM/DM Client(中継システム)では,数10分〜数時間に設定してください。
[ジョブの環境設定]ダイアログボックスは,[ジョブ実行状況]ウィンドウで,[オプション]−[ジョブ]を選択すると表示されます。
図8-22 [ジョブの環境設定]ダイアログボックス
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2013, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.