JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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8.2.7 [通知するメッセージ]パネルの設定

[通知するメッセージ]パネルでは,ジョブのあて先で表示されるメッセージのアイコン,タイトル,ファイル形式,およびメッセージ本文を設定します。

図8-14 [通知するメッセージ]パネル

[図データ]

<この項の構成>
(1) アイコン
(2) タイトル
(3) 形式
(4) 本文
(5) [通知するメッセージ]パネルの設定時の注意事項

(1) アイコン

ジョブのあて先で表示されるメッセージウィンドウの,タイトルバーのアイコンを選択します。「情報」,「注意」,「警告」の中から,メッセージの内容に合わせて適切なアイコンを選択してください。デフォルトでは「情報」が選択されています。

アイコンの使用例を次に示します。

アイコン 意味 使用例
[図データ](情報) 情報を通知する システムのメンテナンス予定日を連絡したい場合
[図データ](注意) 危険度の低い情報を通知し,注意を促す ソフトウェアのライセンスの期限が迫っていることを注意させたい場合
[図データ](警告) 危険度の高い情報を通知し,警告を与える OSにセキュリティパッチが適用されていないため,至急,パッチを適用させたい場合

(2) タイトル

ジョブのあて先で表示されるメッセージウィンドウのタイトルを,半角で64文字(全角で32文字)以内で指定します。タイトルは必ず指定してください。デフォルトでは何も指定されていません。

(3) 形式

クライアントで表示されるメッセージのファイル形式を指定します。ファイル形式は,テキスト形式またはHTML形式から選択できます。デフォルトではテキスト形式が指定されています。

(4) 本文

ジョブのあて先で表示されるメッセージの本文を,半角で65,536文字(全角で32,768文字)以内で指定します。メッセージの本文は必ず指定してください。デフォルトでは何も指定されていません。

テキスト形式の場合は,メッセージの本文にURLやメールアドレスを指定すると,ジョブのあて先では,URLやメールアドレスの文字列にリンクが設定されます。HTML形式の場合は,メッセージの本文に直接指定したURLやメールアドレスのリンクは設定されません。リンクタグを設定することで,リンクを設定できます。リンク部分をクリックすることで,既定のブラウザまたはメーラーが起動されます。ただし,URLやメールアドレスの前後に半角文字または半角記号を指定すると,その文字または記号までリンクが設定されることがあるので注意してください。

[読み込み]ボタン
[JP1/NETM/DM メッセージの読み込み]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで選択したテキスト形式またはHTML形式のファイルからメッセージ本文を読み込めます。読み込むファイルがテキスト形式またはHTML形式のファイルであれば,拡張子に制限はありません。
なお,読み込んだファイルの文字数が本文に指定できる文字数の制限を超える場合は,制限内の文字列だけが読み込まれます。
[プレビュー]ボタン
[通知するメッセージ]パネルで設定した内容に従って,メッセージダイアログボックスがデフォルトのサイズで表示されます。メッセージダイアログボックスがジョブのあて先でどのように表示されるかを確認できます。表示されるダイアログボックスの形式については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「2.13.3(1) 表示されるメッセージの確認」を参照してください。
なお,テキスト形式のファイルを読み込んだ場合は,[プレビュー]ボタンをクリックして表示されたメッセージダイアログボックスでは,リンクが設定された文字列をクリックしても,ブラウザまたはメーラーが起動されません。
HTML形式のファイルを読み込んだ場合は,リンクが設定された文字列をクリックすると,デフォルトで設定されたブラウザが起動して表示されます。

(5) [通知するメッセージ]パネルの設定時の注意事項

[通知するメッセージ]パネルの設定時の注意事項を次に示します。