JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
JP1/NETM/DM Manager(中継マネージャ)およびJP1/NETM/DM Client(中継システム)は,クライアントから通知されたアラート情報を,さらに上位のシステムへ中継できます。中継先の上位システムでは,下位に位置するすべてのクライアントのアラート情報を確認できます。
例えば,システム管理者がマネージャからJP1/NETM/DMシステム全体を管理していて中継システムは無人である場合,中継システムでは上位システムへの中継だけするようにして,アラート情報ファイルやイベントビューアへの出力は抑止します。こうすることで,中継システムの負担を増やすことなく,マネージャから全クライアントのアラート発生状況を監視できます。
アラート情報を上位システムに通知するには,JP1/NETM/DM ManagerまたはJP1/NETM/DM Client(中継システム)のセットアップで,[クライアントアラート]パネルの「上位システムへ中継する」チェックボックスをオンにしてください。デフォルトはチェックボックスがオンです。
なお,アラート情報を確認できるのは,バージョン07-00以降のWindows版JP1/NETM/DM製品ですが,次に示すシステムでもアラート情報の中継はできます。ただし,これらのシステムでは,アラート情報の確認はできません。
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