JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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6.6.5 操作ログの削除

操作ログをJP1/NETM/DMのリレーショナルデータベースに手動で格納する設定にしている場合,[操作ログ一覧]ウィンドウなどでの管理操作後,不要になった操作ログはdcmmonrstコマンドを実行してデータベースから削除する必要があります。dcmmonrstコマンドについては,マニュアル「運用ガイド2」の「4.13 dcmmonrst.exe(稼働情報のデータベースへの格納)」を参照してください。

また,Embedded RDB環境の場合,dcmmonrstコマンドで削除した操作ログの領域に再度操作ログを格納できるようにするには,netmdb_reclaim.batコマンドを使用して,削除した操作ログの領域を解放する必要があります。

netmdb_reclaim.batコマンドについて次に説明します。

このコマンドは,JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\bin下に格納されています。

機能
dcmmonrstコマンドで削除した操作ログの領域を解放します。
形式
netmdb_reclaim.bat 管理者ユーザID
                 パスワード
                 /i JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ
                 /o 実行結果の出力先ファイル名
引数
  • 管理者ユーザID
    接続するデータベースの管理者ユーザIDを指定します。
  • パスワード
    接続するデータベースのパスワードを指定します。
  • /i
    JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリをフルパスで指定します。
  • /o
    実行結果を出力するファイル名をフルパスで指定します。コマンドを実行する前に,実行結果の出力先ファイルのディレクトリを作成してください。
リターンコード
netmdb_reclaim.batコマンド実行時のリターンコードを次の表に示します。
リターンコード 内容
0 正常終了
-1 異常終了
注意事項
  • netmdb_reclaim.batコマンドのオプションは,形式で示した順序で設定してください。
  • netmdb_reclaim.batコマンドは「Remote Install Server」サービスが起動または停止している状態で実行できます。ただし,netmdb_reclaim.batコマンドを実行中に「Remote Install Server」サービスを起動すると,エラーになります。この場合,netmdb_reclaim.batコマンドを再度実行してください。
実行例
netmdb_reclaim.bat 管理者ユーザID パスワード /i "D:\Program Files\Hitachi\NETMDM" /o "D:\Program Files\Hitachi\NETMDM\reclaim.txt"