JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
マップファイルでは,[ディレクトリ情報]ウィンドウの[ディレクトリ情報]タブの表示項目の名称を定義します。マップファイルでは,必要に応じて,次に示す属性の表示名を定義します。
マップファイルに定義する表示名は,配布管理システムで統一した名称になるようにしてください。ここでは,マップファイルの形式および作成手順について説明します。
マップファイルは,テキスト形式で作成します。マップファイルの記述形式を次に示します。
#表示名の定義 種別△属性名△表示名 改行コード 種別△属性名△表示名 改行コード 種別△属性名△表示名 改行コード |
#で始まる行はコメントとして扱われます。定義は1行に一つ記述します。また,△の個所には一つ以上の半角スペースを記入してください。
画面上には,マップファイルに指定した順番で表示されます。マップファイルを作成する際は,画面上での表示順序を考慮して作成してください。
次にマップファイルに指定する項目について説明します。
使用する環境や「3.4.2 設定に必要な情報の抽出」の手順を実施して抽出した値に合わせて,サンプルで提供されているマップファイルを編集します。
サンプルのマップファイル(SampleMap.txt)は,次のディレクトリに格納されています。
JP1/NETM/DMのインストール先ディレクトリ\SAMPLE\dcmadsync
サンプルで提供されているマップファイルの内容を次に示します。
OU ou 名前 OU managedBy 管理者名 GRP cn グループ GRP managedBy 管理者名 COM cn コンピュータ名 COM dNSHostName DNS名 COM ManagedBy 管理者名 USR cn フルネーム USR sn 姓 USR givenname 名 USR displayName 表示名 USR physicalDeliveryOfficeName 事業所 USR telephoneNumber 電話番号 USR mail 電子メール USR company 会社名 USR department 部署 USR title 役職 USR manager 上司 |
サンプルファイルをそのまま使用した場合,[ディレクトリ情報]ウィンドウでは,次のように表示されます。
図3-59 サンプルファイルを使用した場合の[ディレクトリ情報]ウィンドウ
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