JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
システム情報で取得するCPUクロック数は,JP1/NETM/DMで用意されたCPUクロック数テーブルに定義されている値を参照してクライアントから通知されます。CPUクロック数テーブルには,CPUクロック数の最大値,最小値,および測定結果がこの範囲内である場合に配布管理システムに通知される値が定義されています。
RANGE=0,5,0 : RANGE=124,129,127 RANGE=130,136,133
例えば,CPUクロック数テーブルに,最大値が「136メガヘルツ」,最小値が「130メガヘルツ」,配布管理システムに通知する値が「133メガヘルツ」と定義されている場合,クライアントで測定した結果が「130メガヘルツ」のときは,配布管理システムに「133メガヘルツ」という値が通知されます。
設定されているCPUクロック数テーブルの値以上のCPUクロック数の情報を取得するには,CPUクロック数をカスタマイズしてください。ユーザでCPUクロック数テーブルの値を追加する場合は,CPUクロック数テーブルを作成してクライアントに配布しておきます。CPUクロック数テーブルは「CPUCLOCK.INI」という名称で,次のディレクトリに格納されています。作成したCPUクロック数テーブルは,このディレクトリに配布してください。
次に,CPUクロック数テーブルの形式と配布方法を示します。
CPUクロック数テーブルに値を追加する場合は,次の形式で記述してください。
CPUクロック数テーブルは,リモートインストール機能を使用して配布できます。CPUクロック数テーブルのファイルをパッケージングするときは,[JP1/NETM/DMパッケージング]ダイアログボックスの[システム条件]パネルで,「インストール先ディレクトリ」に次の条件を指定してください。
図3-11 [システム条件]パネル
なお,CPUクロック数テーブルは,JP1/NETM/DM Client - Delivery FeatureがインストールされていないJP1/NETM/DM Client - Baseへも配布できます。
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