JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
特定の条件を満たすクライアントだけにリモートインストールしたい場合,[システム条件]パネルや[ソフトウェア条件]パネルで条件を設定する方法のほかに,集計機能を利用してクライアントを抽出し,インストールする方法もあります。条件に合致するクライアントの数が少ない場合,あらかじめクライアントの数を絞り込んでジョブを実行できるため,ファイルの転送量を抑えられます。例えば,Microsoft Word 2000を使用しているクライアントを抽出してMicrosoft Word 2003をリモートインストールする,OSのバージョンごとにクライアントを抽出し,Windows 2000クライアントシステムにだけリモートインストールする,などの利用方法があります。
クライアントを抽出するには,まず「システム情報の取得」ジョブおよび「ソフトウェア情報の取得」ジョブで,クライアントのインベントリ情報を取得します。その後,インベントリビューアで必要な情報を集計し,[実行]メニューから[集計結果からあて先グループを作成]を選択します。抽出されたクライアントがグループ化され,[あて先]ウィンドウに追加されます。
インベントリ情報の集計,および集計結果を利用したあて先グループの作成については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「2.3 インベントリ情報の管理」を参照してください。
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