JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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4.8 最新のウィルス定義ファイルがインストールされていないクライアントへ警告メッセージを通知する

●概要

クライアントから取得したインベントリ情報を集計して,最新のウィルス定義ファイルがインストールされているかどうかを確認できます。さらに,集計結果を基にクライアントをグルーピングして,インストールされていないクライアントへ一括して警告メッセージを通知できます。

最新のウィルス定義ファイルがインストールされていないクライアントへ警告メッセージを通知する流れを次の図に示します。

図4-8 最新のウィルス定義ファイルがインストールされていないクライアントへ警告メッセージを通知する流れ

[図データ]

●操作手順
  1. クライアントからウィルス対策製品の情報を取得する。
    • 「ソフトウェア情報の取得」ジョブの実行 → 運用1「3.2.1 ソフトウェア情報の取得手順
  2. 最新のウィルス定義ファイルがインストールされていないクライアントを集計する。
    • インベントリビューアの起動 → 運用1「4.1.1 インベントリビューアの起動
    • インベントリ情報の集計手順 → 運用1「4.2.1 集計手順
    • ウィルス定義ファイルの表示 → 運用1「4.2.3(3)(a) ウィルス定義ファイルの集計
    最新のウィルス定義ファイルがインストールされていないことを条件に,クライアントを集計します。
  3. 集計結果からあて先グループを作成する。
    • 集計結果からのあて先グループの作成方法 → 運用1「4.2.7 集計結果からあて先グループを作成する
  4. 作成したあて先グループに対してメッセージを通知する。
    • メッセージの通知 → 運用1「7.5 クライアントへメッセージを通知する
●注意事項