JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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4.5.2 ソフトウェアのライセンス数を管理する

●概要

クライアントにインストールされているソフトウェアの情報を取得して,所有しているライセンス数に近づいたソフトウェアや,ライセンス数を超えたソフトウェアを確認できます。

ソフトウェアのライセンス数を管理するには,ソフトウェア情報の取得時に生成される「ソフトウェアインベントリ辞書」で,JP1/NETM/DMで管理するソフトウェアのライセンス数を設定します。

ライセンス数を設定してからソフトウェア情報を集計することで,ライセンス数に近づいたソフトウェアや,ライセンス数を超えたソフトウェアを確認できます。

ソフトウェアのライセンス数を管理する流れを次の図に示します。

図4-5 ソフトウェアのライセンス数を管理する流れ

[図データ]

●操作手順
  1. ソフトウェアインベントリ辞書を生成する。
    ソフトウェアインベントリ辞書を生成するために,一度,少数(1台〜数台)のクライアントからソフトウェア情報を取得します。
    • ソフトウェア情報の取得手順 → 運用1「3.2.1 ソフトウェア情報の取得手順
    「ソフトウェア情報の取得」ジョブ作成時の[オプション]パネルで,「検索対象ソフトウェア」に「ファイルを検索」を指定してジョブを実行します。「ファイルを検索」を指定したジョブはネットワークおよびデータベースに負荷が掛かるので,少数(1台〜数台)のクライアントに実行します。
    取得したソフトウェア情報を基にソフトウェアインベントリ辞書が生成されます。
  2. ソフトウェアインベントリ辞書でライセンス数を設定する。
    • 管理するソフトウェアの設定 → 運用1「3.2.5(1) 管理するソフトウェアを設定する
    • ライセンス数の設定 → 運用1「3.2.5(3) ライセンス数を設定する
  3. クライアントからソフトウェア情報を取得する。
    • ソフトウェア情報の取得手順 → 運用1「3.2.1 ソフトウェア情報の取得手順
  4. ソフトウェア情報を集計して,ライセンスの使用状況を確認する。
    • インベントリビューアの起動手順 → 運用1「4.1.1 インベントリビューアの起動
    • インベントリ情報の集計手順 → 運用1「4.2.1 集計手順
    • ライセンス情報の表示方法 → 運用1「4.2.3(2) ソフトウェアインベントリの集計
●注意事項