JP1/IT Service Level Management

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7.6 ネットワークインタフェース番号の変更

JP1/ITSLM - URのホストで次に示す作業を実施した場合,JP1/ITSLM - URのセットアップ時に指定したネットワークインタフェース番号を見直す必要があります。

ここでは,JP1/ITSLM - URでのネットワークインタフェース番号の変更方法について説明します。

<この節の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 関連項目

(1) 作業の前に

次に示す作業後,jslmuriplsコマンドを実行してネットワークインタフェース番号およびIPアドレスを調査してください。

調査後,JP1/ITSLM - URのシステム定義ファイル(jp1itslmur.properties)のurNetworkInterfaceNumberプロパティと比較して,監視したいネットワークデバイスのネットワークインタフェース番号が一致していないことを確認してください。

注意
urNetworkInterfaceNumberプロパティと監視したいネットワークデバイスのネットワークインタフェース番号が一致している場合は,ネットワークインタフェース番号を変更する必要はありません。

(2) 作業手順

  1. ネットワークインタフェース番号を変更するJP1/ITSLM - URを終了する。
    JP1/ITSLM - URの終了方法については,「2.1.3 JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
  2. セットアップに必要なオプションファイルを作成し,定義項目「ur_ni_number」に監視したいネットワークインタフェース番号を設定する。
    オプションファイルについては,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。
    作成したオプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。
  3. JP1/ITSLM - URのセットアップコマンドを実行する。
    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。
    JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmursetup△オプションファイルの絶対パス
    セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。
  4. 手順1.で終了したJP1/ITSLM - URを起動する。
    JP1/ITSLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。

(3) 関連項目