JP1/IT Service Level Management

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7.1.4 データベースをリストアする

データベースのバックアップを取っている場合,JP1/ITSLM自体にトラブルが発生したときなどに,トラブル発生以前の環境にリストアできます。

データベースをリストアするには,コマンドを実行します。

ここでは,データベースのリストア方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 関連項目

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerに接続しているすべてのJP1/ITSLM - URを終了する。
    JP1/ITSLM - URの終了方法については,「2.1.3 JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
  2. データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerをインストールしたホストで,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[サービス]を選択する。
  3. データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Web Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Web_Service)を終了する。
  4. データベースをリストアするJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Service)を終了する。
  5. データベースのリストアコマンドを実行する。
    実行するリストアコマンドは次のとおりです。
    jslmdbrstr△バックアップファイルの絶対パス
    リストアコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmdbrstr(データベースのリストア)」を参照してください。
  6. 手順4.で終了したJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Service」を起動する。
  7. 手順3.で終了したJP1/ITSLM - Managerのサービス「JP1/ITSLM - Manager Web Service」を起動する。
  8. 手順1.で終了したすべてのJP1/ITSLM - URを起動する。
    JP1/ITSLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。

データベースのリストアコマンドが正常に終了し,JP1/ITSLM - ManagerおよびJP1/ITSLM - URが起動すれば,データベースのリストアは完了です。

(3) 関連項目