JP1/IT Service Level Management

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5.3.1 JP1/IMと連携する

JP1/ITSLMは,JP1/Baseの機能を使用して,次の場合にJP1イベントを発行します。

JP1イベントは,JP1/Baseの転送設定ファイルで転送設定をすることで,JP1/IM - Managerに転送されます。これによって,JP1/IM - Viewの[イベントコンソール]画面からJP1イベントを一元的に監視できます。

また,JP1/IM - Managerで自動アクションを設定すれば,JP1イベントの発行をメールやアラームで通知するなどして,監視結果の通知を自動化できます。

なお,転送設定についてはマニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を,自動アクションの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」を参照してください。

ここでは,JP1/IMとの連携方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 補足事項
(4) 関連項目

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. JP1/ITSLM - Managerのシステム定義ファイル(jp1itslm.properties)のJP1Eventプロパティにtrueを設定する。
    JP1/ITSLM - Managerのシステム定義ファイルを編集します。システム定義ファイルの格納先は次のとおりです。
    JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\jp1itslm.properties
  2. JP1/ITSLM - Managerのイベント拡張属性定義ファイル(hitachi_jp1_itslm_attr_sys_ja.conf)をJP1/IM - Managerのフォルダにコピーする。
    JP1/ITSLM - Managerのコピー元のファイル:
    JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\event\jp1imm\ja\hitachi_jp1_itslm_attr_sys_ja.conf
    JP1/IM - Managerのコピー先フォルダ:
    JP1/IM - Managerのインストール先フォルダ\conf\console\attribute\
    なお,JP1/IM - Managerをクラスタ環境で使用している場合は,「JP1/IM-Managerのインストール先フォルダ」を「共有フォルダ\jp1cons」に読み替えてください。
  3. JP1/IM - Managerを再起動する。
    JP1/IM - Managerを再起動することで定義の変更が反映されます。

JP1/IMと連携するための設定は完了です。

(3) 補足事項

(4) 関連項目