JP1/Advanced Shell
JP1/Advanced ShellエディタからGUI操作でデバッグできます。
- <この項の構成>
- (1) 出力
- (2) 情報の初期化
- (3) スプール
- (4) 注意事項
(1) 出力
デバッグ実行時,ジョブ定義スクリプトを対話的に実行するため,標準出力および標準エラー出力は実行に合わせてコンソールにタイムリーに表示されます。通常実行時のように実行終了後に出力しません。ただし,エラーメッセージはエラーウィンドウにも表示されます。エラーウィンドウについては,「4.7.4 エラーウィンドウ」を参照してください。また,スプールジョブディレクトリには標準出力および標準エラー出力のファイルを作成しません。
通常実行時はジョブ定義スクリプト完了後にジョブ実行ログを標準エラー出力に出力していますが,デバッグ実行時は実行に合わせて標準エラー出力に出力しています。
(2) 情報の初期化
ジョブ定義スクリプトを一度実行したあとに,再びジョブ定義スクリプトを実行すると,前の実行で設定したシェル変数および環境変数の情報が初期化されます。
(3) スプール
ジョブ定義スクリプトをデバッグ実行するたびにスプールジョブフォルダを作成し,次のファイルを格納します。
- スクリプトイメージ:実行したスクリプトの内容
- ジョブ実行ログ:JP1/Advanced Shellのメッセージ
- 出力ファイル:#-adsh_spoolfileコマンドの実行で作成したファイル
- sysout管理ファイル(.sysout)
(4) 注意事項
「[[条件式]]」で条件判定を行った場合,実行結果のメッセージに含まれるE-Timeに,デバッガの処理時間が含まれることがあります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.