JP1/Advanced Shell

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3.2 UNIX互換コマンドの使用方法

WindowsのコマンドプロンプトおよびUNIXのシェルからUNIX互換コマンドを入力できます。また,ジョブ定義スクリプト中でUNIX互換コマンドを使用してWindowsまたはUNIXで実行できます。UNIX互換コマンドを使用すると,ファイルやディレクトリの表示,作成,検索などの機能が実行できます。

UNIX互換コマンドを使用するジョブ定義スクリプトをWindowsやUNIXで共用するためには,環境ファイルを設定しておく必要があります。UNIX互換コマンドを使用するための環境ファイルの設定については,「2.6.6 UNIX互換コマンドを使用する」を参照してください。

環境ファイルでUNIX互換コマンドがインストールされているディレクトリとしてADSH_OSCMD_DIRを設定した場合,次のようにdateコマンドを使用できます。

"$ADSH_OSCMD_DIR/date"

ジョブ定義スクリプトでcpコマンドの引数にパスを使用する場合は,#-adsh_path_varコマンドでパスの変数を定義してディレクトリ区切り文字を変換することで対応できます。

#-adsh_path_var ADSH_OSCMD_DIR,ADSH_OSCMD_PATH
"$ADSH_OSCMD_DIR/cp" -R "${ADSH_OSCMD_PATH}dir1/dir2" dir3

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