JP1/Advanced Shell
ジョブ定義スクリプト中にコマンド名としてほかのジョブ定義スクリプトを指定することで,adshexecコマンドを使用して指定したジョブ定義スクリプトをJP1/Advanced Shellのジョブとして実行できます。次のような場合に有効です。
- UNIX環境からWindows環境にユーザーの既存資産のシェルスクリプトを移行する場合
- UNIX環境でOSのシェルで動作していた既存のシェルスクリプトを,内容を書き換えないでJP1/Advanced Shellのジョブとして実行する場合
ルートジョブと子孫ジョブの詳細については,「3.3.1(1) ジョブ」を参照してください。ジョブ定義スクリプトを子孫ジョブとして実行する方法については,「3.3.3 ジョブ定義スクリプトを子孫ジョブとして実行する」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) 子孫ジョブの起動に必要な環境設定パラメーター
ジョブ定義スクリプトファイルを直接指定して子孫ジョブを起動させる場合,動作させるファイルの条件を環境ファイルに設定しておきます。環境設定パラメーターの概要を次に示します。
- CHILDJOB_SHEBANGパラメーター:
子孫ジョブとして実行するジョブ定義スクリプトファイルの実行プログラムパスを定義する
- 注意
- ルートジョブと子孫ジョブを同じ環境ファイルパラメーターで動作させたい場合は,ジョブの実行中に環境変数ADSH_ENVの値や環境ファイルの内容を変更しないでください。
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