JP1/Advanced Shell

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1.2 業務への応用例

JP1/Advanced Shellは,次のような業務に応用できます。

日中にオンライシステムで多数の取引があり,夜間にその集計をする業態であれば,例えば,売り上げや商品の販売数,在庫数などを集計するバッチジョブを開発し,実行できます。また,日次処理,月次処理,期末処理といった定型集計用だけでなく,特定の用途や,臨時のタイミングで使用するバッチジョブも開発・実行できます。

JP1/Advanced Shellの運用例(日々の営業集計の場合)を次の図に示します。

図1-3 JP1/Advanced Shellの運用例(日々の営業集計の場合)

[図データ]

  1. 日々の営業を開始し,ユーザーは商品などの取引をします。
  2. オープン基盤製品は,各種売り上げデータなどを更新します。
  3. 日々の営業が終了して,JP1/AJSは指定された時間にジョブ定義スクリプトの自動実行を指示します。
  4. JP1/Advanced Shellは各種売り上げデータを処理するためのジョブ定義スクリプトを実行します。
  5. JP1/Advanced Shellはジョブ定義スクリプトの実行結果を出力します。
  6. 経営者は,実行結果を基に集計情報や商品の売り上げの推移などを把握できます。

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