JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine
機能
このレコードには,物理サーバ上の物理ディスクについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
このレコードでは,物理サーバ上の物理ディスクについての,データ読み書き速度などのパフォーマンスデータを取得できます。データ読み書き速度については,より詳細にデータ読み込み速度とデータ書き込み速度を取得できます。このレコードで採取できるデータの例を,次の図に示します。
図5-5 採取データ例
- 注意
- 監視対象の物理サーバへの接続に失敗した場合,情報を収集できません。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 60 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PI_HPDI_DISK_ID
ライフタイム
なし
レコードサイズ
- 固定部:681バイト
- 可変部:649バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約 形式 デルタ 未取得時 サポート対象外 Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「HPDI」。 COPY char(8) No − − Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY time_t No − − Interval(INTERVAL) 情報が収集される期間(単位:秒)。 COPY ulong No − − Disk ID(DISK_ID) ディスクの識別子。物理サーバに接続されている物理ディスクの識別子。 COPY string(257) No 不可 − Sampling Time(SAMPLING_TIME) 監視ホスト上での性能情報収集時刻。次の形式で表示される。
yyyy-mm-ddThh:mm[±hh:mm]※COPY string(32) No 空白 − Speed(SPEED) データ転送速度(単位:KB/sec)。物理サーバによる物理ディスクへの読み書きの速度。 HILO double No 0 Virtage Read Speed(READ_SPEED) 読み込みデータ転送速度(単位:KB/sec)。物理サーバによる物理ディスクからの読み込みの速度。 HILO double No 0 Virtage Write Speed(WRITE_SPEED) 書き込みデータ転送速度(単位:KB/sec)。物理サーバによる物理ディスクへの書き込みの速度。 HILO double No 0 Virtage Requests(REQUESTS) 処理回数。
- VMware,Hyper-Vの場合
物理サーバによる物理ディスクの読み書きの処理回数。
- Virtageの場合
HBAからの割り込み回数。
HILO double No VMware: 0
Hyper-V: 0
Virtage: -1− Read Requests(READ_REQUESTS) 読み込み処理回数。物理サーバによる物理ディスクの読み込みの処理回数。 HILO double No 0 Virtage Write Requests(WRITE_REQUESTS) 書き込み処理回数。物理サーバによる物理ディスクの書き込みの処理回数。 HILO double No 0 Virtage Commands(COMMANDS) ディスクコマンド発行数。物理サーバによる物理ディスクへのディスクコマンド発行回数。 HILO double No 0 Hyper-V
VirtageAbort Commands(ABORT_COMMANDS) ディスクコマンド破棄数。物理サーバによる物理ディスクへのディスクコマンドが破棄された回数。 HILO double No 0 Hyper-V
VirtageAbort Commands %(ABORT_COMMANDS_PERCENT) ディスクコマンド破棄率(単位:%)。物理サーバによる物理ディスクへのディスクコマンド発行回数に対する破棄された回数の割合。
- 計算式
- Abort Commandsフィールド/Commandsフィールド
HILO double No 0 Hyper-V
VirtageBus Resets(BUS_RESETS) バスリセット数。物理サーバのディスクに対してバスがリセットされた回数。 HILO double No 0 Hyper-V
Virtage
- 注※
- [±hh:mm]に入る値は,監視対象ホストのタイムゾーンによって異なります。例えば,監視対象の仮想環境がJSTで動作している場合は「+09:00」と表示されます。また,UTCで動作している場合は「Z」と表示されます。
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