JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine
PFM - Agent for Virtual Machineを使用すると,対象物理サーバ上で動作している仮想環境の統計情報などのパフォーマンスデータを収集できます。収集したパフォーマンスデータは,次のように利用できます。
- 仮想環境の稼働状況をグラフィカルに表示できます
パフォーマンスデータは,PFM - Web Consoleを使用して,「レポート」と呼ばれるグラフィカルな形式に加工し,表示できます。レポートによって,仮想環境の稼働状況がよりわかりやすく分析できるようになります。
レポートには,次の種類があります。
- リアルタイムレポート
監視している仮想環境の現在の状況を示すレポートです。主に,システムの現在の状態や問題点を確認するために使用します。リアルタイムレポートの表示には,収集した時点のパフォーマンスデータが直接使用されます。
- 履歴レポート
監視している仮想環境の過去から現在までの状況を示すレポートです。主に,システムの稼働状況の傾向を分析するために使用します。履歴レポートの表示には,PFM - Agent for Virtual Machineのデータベースに格納されたパフォーマンスデータが使用されます。
- 問題が起こったかどうかの判定条件として使用できます
収集されたパフォーマンスデータの値が何らかの異常を示した場合,ユーザーに通知するなどの処置を取るように設定できます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2012, Hitachi, Ltd.