JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine
パフォーマンスデータは,レコードの形式で収集されます。各レコードは,フィールドと呼ばれるさらに細かい単位に分けられます。レコードおよびフィールドの総称をデータモデルと呼びます。
レコードは,性質によって二つのレコードタイプに分けられます。どのレコードでどのパフォーマンスデータが収集されるかは,PFM - Agent for Virtual Machineで定義されています。ユーザーは,PFM - Web Consoleを使用して,どのパフォーマンスデータのレコードを収集するか選択します。
PFM - Agent for Virtual Machineのレコードタイプを次に示します。
- Product Interval(PI)レコードタイプ
PIレコードタイプのレコードには,1分ごとの仮想マシンのCPUリソースなど,ある一定の時間(インターバル)ごとのパフォーマンスデータが収集されます。PIレコードタイプは,時間の経過に伴うシステムの状態の変化や傾向を分析したい場合に使用します。
- Product Detail(PD)レコードタイプ
PDレコードタイプのレコードには,仮想マシンについての構成情報データなど,ある時点でのシステムの状態を示すパフォーマンスデータが収集されます。PDレコードタイプは,ある時点でのシステムの状態を知りたい場合に使用します。
各レコードについては,「5. レコード」を参照してください。
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