uCosminexus Batch Job Execution Server ログビューア 導入・運用ガイド
Log ManagerおよびLog Agentでの監査ログの出力先について説明します。
Log ManagerおよびLog Agentは,標準では次のファイルに監査ログを出力します。
- Log Managerの監査ログの出力先
- UNIXの場合
/opt/hitachi/bjexlog/bjexlogmanager/trace/bjexlm_audit.log
- Windowsの場合
Log Managerのインストール先フォルダ\trace\bjexlm_audit.log
- Log Agentの監査ログの出力先
- UNIXの場合
/opt/hitachi/bjexlog/bjexlogagent/trace/bjexla_audit.log
- Windowsの場合
Log Agentのインストール先フォルダ\trace\bjexlm_audit.log
- <この項の構成>
- (1) 監査ログのバックアップファイル
- (2) 監査ログのファイルの切り替わり
(1) 監査ログのバックアップファイル
監査ログファイルはAUDIT_NUMパラメーターに指定した面数分のバックアップファイルを持ちます。バックアップファイルには,bjexlm_audit1.logのように,拡張子の前に面数を表す数字が付与されます。数字が小さいほど,新しい監査ログが格納されていることを示します。
Log ManagerおよびLog Agentのインストール時,ファイル面数は4に設定されています。ファイル面数を変更するときは,設定ファイルのAUDIT_NUMパラメーターの値を変更します。
Log Managerの場合,設定ファイルおよびパラメーターの詳細は,「9.3.1 bjexlm.conf(Log Manager設定ファイル)」を参照してください。
Log Agentの場合,設定ファイルおよびパラメーターの詳細は,「9.4.1 bjexla.conf(Log Agent設定ファイル)」を参照してください。
(2) 監査ログのファイルの切り替わり
監査ログファイルにAUDIT_SIZEパラメーターに設定した上限までログ情報が出力されると,ファイル名が変更され,ログ情報を出力するファイルが切り替わります。新たなログ情報は,変更前と同じ名称のファイルに書き込まれます。また,古いファイルの数がAUDIT_NUMパラメーターに設定した値に達すると,次にファイルが切り替わるタイミングで,いちばん古い監査ログファイルが削除されます。
例えば,bjexlm_audit.logに監査ログのログ情報が出力されていたとします。bjexlm_audit.logが容量の上限に達すると,ファイル名がbjexlm_audit1.logに変更されます。新たなログ情報はbjexlm_audit.logに出力されます。
Log ManagerおよびLog Agentのインストール時,監査ログの最大ファイルサイズは1MBに設定されています。最大ファイルサイズを変更するときは,設定ファイルのAUDIT_SIZEパラメーターの値を変更します。
Log Managerの場合,設定ファイルおよびパラメーターの詳細は,「9.3.1 bjexlm.conf(Log Manager設定ファイル)」を参照してください。
Log Agentの場合,設定ファイルおよびパラメーターの詳細は,「9.4.1 bjexla.conf(Log Agent設定ファイル)」を参照してください。
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