uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
完了案件削除ユティリティでは,BLCDelPI_conf.bat.samファイルをBLCDelPI_conf.batというファイル名でコピーし,ご使用の環境に合わせて編集してください。
BLCDelPI_conf.bat.samファイルは,アプリケーションサーバの次のディレクトリに格納されています。
プロパティファイルで設定できる項目および設定例を次に示します。
完了案件削除ユティリティ設定ファイルで設定できる項目を次に示します。
表E-12 完了案件削除ユティリティ設定ファイルで設定できる項目
項番 | キー名 | 必須/任意 | 内容 | 範囲 (単位) |
デフォルト (単位) |
---|---|---|---|---|---|
1 | BLCDELPI_JVM_OPTIONS | 任意 | JavaVMの起動オプションを指定します。 複数指定する場合はスペースで区切ります。 |
− | -Xmx512m |
2 | BLCDELPI_JVM_CLASSPATH | 必須 | クラスパスに追加する値を指定します。 複数指定する場合は「;」(セミコロン)で区切ります。 この項目の値は,Windowsの実行ファイルではなくJavaVMに引き渡す設定項目であるため,クラスパス内に空白が存在していても" "で囲まないでください。 JDBC Driverの追加の指定例を次に示します。
|
− | C:\win32app\hitachi\hirdb_s\CLIENT\UTL\pdjdbc2.jar |
3 | PDISLLVL | 任意 | HiRDBの使用時にデータ保証レベルを指定します。デフォルトの設定を変更する場合は,システムの運用を考慮して実施してください。 OracleまたはSQL Serverの場合は,この項目は指定しないでください。 |
− | 2 |
4 | PDCWAITTIME | 任意 | HiRDBの最大待ち時間を指定します。 デフォルトの設定を変更する場合は,システムの運用を考慮して実施してください。 OracleまたはSQL Serverの場合は,この項目は指定しないでください。 |
− | 600 |
完了案件削除ユティリティ設定ファイルの設定例を次に示します。
set BLCDELPI_JVM_OPTIONS=-Xmx512m @rem Example for HiRDB set BLCDELPI_JVM_CLASSPATH=C:\win32app\hitachi\hirdb_s\CLIENT\UTL\pdjdbc2.jar set PDISLLVL=2 set PDCWAITTIME=600 @rem Example for Oracle @rem set BLCDELPI_JVM_CLASSPATH=C:\oracle\product\11.2.0\client_1\jdbc\lib\ojdbc6.jar @rem Example for SQL Server @rem set BLCDELPI_JVM_CLASSPATH=C:\Program Files\Microsoft SQL Server JDBC Driver 3.0\sqljdbc_3.0\jpn\sqljdbc4.jar |
スペースの都合上,設定例は2行にわたっている場合がありますが,実際は「キー名=設定値」の形式で1行で記述します。
完了案件削除BLCプロパティファイルで設定できる項目を次に示します。
表E-13 完了案件削除BLCプロパティファイルで設定できる項目
項番 | キー名 | 必須/任意 | 内容 | 範囲 (単位) |
デフォルト(単位) |
---|---|---|---|---|---|
1 | TracePath | 必須 | BLCトレースファイルの出力先ディレクトリをフルパスで指定します。指定したディレクトリがない場合,指定したディレクトリが有効な名称であればBLCでプロセス開始後の初回アクセス時に作成されます。指定したディレクトリが無効な名称であればプロセス開始後の初回アクセス時にエラーをスローします。 | − | − |
2 | TraceFileNum | 任意 | BLCトレースファイルの面数を指定します。指定がない,または値が範囲外の場合,デフォルト値で動作します。 | 2〜16 | 16 |
3 | TraceFileSize | 任意 | BLCトレースファイルのサイズを指定します。指定がない,または値が範囲外の場合,デフォルト値で動作します。 | 4,096 〜2,147,483,647(バイト) | 10,485,760(バイト) |
4 | TraceLevel | 任意 | BLCトレースの出力レベルを次の値で指定します。 -1:出力しません。 10:例外情報と最低限必要な情報だけ出力します。 20:例外情報とコールトレースを出力します。 30:例外情報と主要なコールトレースと内部トレースを出力します。 40:例外情報とすべてのコールトレースと内部トレースを出力します。 指定がない,または値が範囲外の場合,デフォルト値で動作します。 |
− | 20 |
5 | drv | 必須 | JDBCの名前を指定します。
|
− | − |
6 | url | 必須 | 接続情報のURLを指定します。
|
− | − |
7 | properties | 任意 | HiRDBのデータ型であるBLOB型へのアクセス方法を指定します。 「キー=値,キー=値」の形式で指定します。キーおよび値には,次の値を指定できます。
例:LONGVARBINARY_ACCESS=LOCATOR,HiRDB_for_Java_LONGVARBINARY_ACCESS_SIZE=16 OracleまたはSQL Serverの場合は,この項目は指定しないでください。 |
− | − |
8 | SaveUDB | 任意※1 | 業務データベース保管用プロシージャのプロシージャ名(ルーチン識別子)を指定します。2バイト文字は使用できません。指定されたプロシージャが登録されていない場合,処理が中断されます。 | − | − |
9 | DeleteUDB | 任意※2 | 業務データベース削除用プロシージャのプロシージャ名(ルーチン識別子)を指定します。2バイト文字は使用できません。指定されたプロシージャが登録されていない場合,処理が中断されます。 | − | − |
10 | WorkPath | 必須 | 作業用ディレクトリをフルパスで指定します。作業用ディレクトリには,ロックファイルやワークファイルが作成されます。 | − | − |
11 | TimeZone | 任意 | 削除結果ファイルに出力する案件完了日時のタイムゾーンを指定します。指定がない場合はデフォルト値で動作します。 例:TimeZone=GMT+09:00 |
− | カレントホストのタイムゾーン |
完了案件削除BLCプロパティファイルの設定例を次に示します。
TracePath = C:\\Program Files\\Hitachi\\HBPM2\\logs TraceFileNum = 16 TraceFileSize = 10485760 TraceLevel = 20 #Example for HiRDB drv = JP.co.Hitachi.soft.HiRDB.JDBC.HiRDBDriver url = jdbc:hitachi:hirdb://DBID=22200,DBHOST=localhost,ENCODELANG=MS932 properties = LONGVARBINARY_ACCESS=LOCATOR,HiRDB_for_Java_LONGVARBINARY_ACCESS_SIZE=16 #Example for Oracle #drv = oracle.jdbc.driver.OracleDriver #url = jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:BLCDB #Example for SQL Server #drv = com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver #url = jdbc:sqlserver://localhost:1433;DatabaseName=BLCDB;selectMethod=cursor SaveUDB = SaveUDB DeleteUDB = DeleteUDB WorkPath = C:\\Program Files\\Hitachi\\HBPM2\\tmp TimeZone = GMT+09:00 |
スペースの都合上,設定例は2行にわたっている場合がありますが,実際は「キー名=設定値」の形式で1行で記述します。
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