uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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付録A.20 [SQL定義]ダイアログ

[条件定義]ダイアログで選択した項目のSQL文を編集できます。[SQL定義]ダイアログの構成を次に示します。

[生成条件]領域
[テーブル名]ドロップダウンリスト
生成するSQLのテーブル名を指定します。必ず指定してください。入力できる文字列は,64バイトまでです。
[カラム名]ドロップダウンリスト
生成するSQLのカラム名を指定します。必ず指定してください。入力できる文字列は,64バイトまでです。
[条件名]ドロップダウンリスト
生成するSQLの条件名を指定します。入力できる文字列は,64バイトまでです。
[カラムへの条件を追加する]チェックボックス
生成するSQLのカラムに対して条件を設定する場合,チェックボックスをオンにします。
追加条件
カラムに対して設定する条件を指定します。[カラムへの条件を追加する]チェックボックスをオンにした場合は,必ず指定してください。入力できる文字列は,64バイトまでです。
[演算子]ドロップダウンリストから演算子を選択し,[比較値]ドロップダウンリストに比較対象となる値を指定します。
[演算子]ドロップダウンリストからは,次の演算子を選択できます。
  • 以上(SQL文では「>=」となります)。
  • 以下(SQL文では「<=」となります)。
  • より大きい(SQL文では「>」となります)。
  • より小さい(SQL文では「<」となります)。
  • 等しい(SQL文では「=」となります)。
  • 異なる(SQL文では「NOT =」となります)。
[生成]ボタン
指定した生成条件でSQL文が生成されます。
なお,生成されたSQL文は,システムで検証されません。
SQL文
生成されたSQL文が表示されます。
生成されるSQL文の形式(条件名および追加条件を省略しないで設定した場合の形式)を次に示します。
SELECT <カラム名> FROM <テーブル名> WHERE <条件名> AND <カラム名> <演算子> <比較値>
表示されたSQL文は直接編集できます。
この欄が空欄,または2,000バイト以上の文字列が入力されている場合,SQLの生成時にエラーとなります。
[OK]ボタン
指定した生成条件でSQL文が生成されます。
編集した内容を保存して,[SQL定義]ダイアログを終了します。
[キャンセル]ボタン
編集を中断して,[SQL定義]ダイアログを終了します。
[ヘルプ]ボタン
ヘルプが表示されます。

 

選択できる項目の組み合わせ
[生成条件]領域で,デフォルトで選択できる項目の組み合わせを次に示します。

表A-17 [生成条件]領域で,デフォルトで選択できる項目の組み合わせ

テーブル名 カラム名 条件名 比較値
受信ボックス 申請ID 該当案件 案件名
申請者ID 該当案件
案件状態 該当案件
作業者ID 該当案件
分岐条件値 該当案件 却下
該当案件 破棄
項目値1 該当案件
項目値2 該当案件
項目値3 該当案件
項目値4 該当案件
項目値5 該当案件
項目値6 該当案件
項目値7 該当案件
項目値8 該当案件
項目値9 該当案件
項目値10 該当案件
組織管理情報 組織コード
ユーザー情報 ユーザーID
所属する組織コード
(凡例)
−:デフォルトで選択できる項目はありません。
性能を重視する場合は,インデックスが設定されたカラムを使用するようにしてください。

選択項目と生成されるSQLの対応
ダイアログで選択した項目と,生成されるSQLの対応を次に示します。

表A-18 ダイアログで選択した項目と生成されるSQLの対応

テーブル名 カラム名 条件名 比較値 生成されるSQL
受信ボックス BLC_INBOX_T
申請ID CDPINAME
案件名 '@PIName'
申請者ID CDAPPLICANT
案件状態 NMSTATUS
作業者ID CDPARTICIPANT
分岐条件値 NMFLOWCOND
却下 'ID_REJECT'
破棄 'ID_DESTRUCTION'
項目値1 NMITEM1
項目値2 NMITEM2
項目値3 NMITEM3
項目値4 NMITEM4
項目値5 NMITEM5
項目値6 NMITEM6
項目値7 NMITEM7
項目値8 NMITEM8
項目値9 NMITEM9
項目値10 NMITEM10
該当案件 CDPINAME = '@PIName'
組織管理情報 BLC_ORG_T
組織コード CDORG
ユーザー情報 BLC_USER_INFO_T
ユーザーID CDUSER
所属する組織コード CDBELONGTO
(凡例)
−:該当しません。