uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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17.2 拡張受信ボックス機能を利用するための環境設定

次の手順に従って設定します。

  1. BLCの実行環境を構築します。
    マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー システム構築ガイド」の説明に従って,BLCの実行環境を構築します。
  2. 拡張受信ボックスで使用するビューを作成します。
    17.3 拡張受信ボックス機能のビュー定義」に示す定義にBLC_INBOX_Tテーブルのカラムなどを追加し,業務に必要なデータを取得するためのビューを作成します。
    作成したビューをDBへ登録する方法は,DBのマニュアルを参照してください。
  3. JSPファイルを作成します。
    拡張受信ボックスのJSPファイルは,使用するDB(HiRDB,Oracle,またはSQL Server)によって異なります。デフォルト(<BLC2のインストールディレクトリ>\blc\webhome\app\mainにあるファイル)はHiRDBです。使用するDBに応じて,次に示す二つのファイルを作業フォルダにコピーし,カスタマイズします。
    HiRDBの場合(デフォルトのため,コピーする必要はありません)
    <BLC2のインストールディレクトリ>\tools\sample\inboxV\hirdb\webhome\app\main\フォルダ以下
    BLCLinboxV.jsp
    BLCLinboxItemV.jsp
    Oracleの場合
    <BLC2のインストールディレクトリ>\tools\sample\inboxV\oracle\webhome\app\main\フォルダ以下
    BLCLinboxV.jsp
    BLCLinboxItemV.jsp
    SQL Serverの場合
    <BLC2のインストールディレクトリ>\tools\sample\inboxV\sqlserver\webhome\app\main\フォルダ以下
    BLCLinboxV.jsp
    BLCLinboxItemV.jsp
  4. ワークフローメニュータブに[拡張受信ボックス]タブを作成します。
    手順3.で作成したJSPファイルをBLCのポータル画面に表示するために,BLCWorkFlowMenu.jspファイルをカスタマイズします。
    ワークフローメニュータブのカスタマイズは,「17.4(3)(a) ワークフローメニュータブ(「拡張受信ボックス」)のカスタマイズ」を参照してください。