uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
拡張受信ボックス機能では,BLCの受信ボックスへアクセスするためのJavaクラスを提供します。Javaクラスでは,次のDBアクセス条件をカスタマイズできます。
また,拡張受信ボックス機能では,受信ボックス表示用のJSPファイルを提供します。このファイルをカスタマイズすることで,独自の形式で表示させることができます。
拡張受信ボックス機能では,テンプレートとしてあらかじめ次の二つのビュー定義を提供しています。
なお,ビュー定義は次の項目をカスタマイズできます。
拡張受信ボックス機能のJavaクラスでは,DBアクセスする際のSQL文をパラメタとして受け取ります。
カスタマイズしたビューなどに独自のSQL文を使用することで,独自のDBアクセスができます。
BLCLinboxV.jspファイルおよびBLCLinboxItemV.jspファイルをカスタマイズすることによって,表示する項目,表での並び順やリンク付けなどをカスタマイズできます。
拡張受信ボックス機能を使用するために,BLCWorkFlowMenu.jspファイルをカスタマイズしてワークフローメニュータブに[拡張受信ボックス]タブを追加します。
[拡張受信ボックス]タブを選択することで,拡張受信ボックスの画面がワークフローポートレットに表示されます。
ワークフローメニュータブに[拡張受信ボックス]タブを追加した図を次に示します。
図17-1 [拡張受信ボックス]タブを追加したワークフローメニュータブ
ワークフローメニュータブに「拡張受信ボックス」を追加する実装例を次に示します。
: <div id="blc_menu_inboxv" class="blc_menutab_clickable"> <a href="<%=blcDisUtil.getJSPPath("BLCLinboxV.jsp")%>" target="blc_wf_iframe" class="blc_menutab" onclick="blc_tabChange('blc_menu_inboxv');"><%=BLCSTRPortal.get(BLCSTRPortal.INBOXV_TITLE_NAME)%></a> </div> :
BLCLinboxV.jspファイルには,[拡張受信ボックス(業務別件数)]画面の表示項目が設定されています。表示内容のカスタマイズは,BLCLinboxV.jspファイルを十分に理解した上で行ってください。
BLCLinboxV.jspファイルは,アプリケーションサーバの次のディレクトリに格納されています。
BLCLinboxItemV.jspファイルには,[拡張受信ボックス]画面の表示項目が設定されています。表示内容のカスタマイズは,BLCLinboxItemV.jspファイルを十分に理解した上で行ってください。
BLCLinboxItemV.jspファイルは,アプリケーションサーバの次のディレクトリに格納されています。
表示内容のカスタマイズについて次に説明します。
●列のカスタマイズ
次に示す変数の値を変更することで,一覧表の項目の表示内容および並び順を変更できます。
String[] colTitle:列のタイトル文字列
String[] column:ソートキーに使用するカラム名
BLCInboxVColumn[] getter:カラム値を取得する取得クラスのインスタンス
boolean[] isAnchor:表示をリンクアンカーにするか単なるテキスト表示にするかのフラグ
各配列数が列数になります。
配列の順番が列の並びになります。
colTitle,column,getter,isAnchorの配列数が等しくない場合の動作は保証されません。
●作業数のカスタマイズ
次に示す変数の値を変更することで,一画面で表示する作業数を変更できます。
int BLC_TABLE_ROWS:表示作業数
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