uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
BLCのユティリティ用トレースファイルの出力形式を次に示します。該当するプロセスを起動するたびにヘッダが出力されます。
番号 日付 時刻 ユティリティ名 pid tid メッセージID 種別 テキスト 改行コード |
トレースファイルの各カラムに出力される内容を次に示します。例外発生時には,スタックトレースが,1レコードずつ,スタック数と同じ数だけ出力されます。
表13-5 BLCのユティリティ用トレースファイルの出力内容
カラム名 | 長さ(バイト) | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|
番号 | 4 | トレースレコードの通番(4桁) | − |
日付 | 10 | トレースの取得日付(yyyy/mm/dd) | − |
時刻 | 12 | トレースの取得時刻(hh:mm:ss.sss) | ローカル時刻(JST)で,ミリ秒単位の時刻が出力されます。 |
ユティリティ名 | 16 | ユティリティ名 | ユティリティ名を出力します。 |
pid | 8 | プロセス識別子 | JavaVMがRuntimeのインスタンスに付与したハッシュ値です。 |
tid | 8 | スレッド識別子 | JavaVMがThreadのインスタンスに付与したハッシュ値です。 |
メッセージID | 10 | メッセージID | 例外時だけ,エラーメッセージのIDが設定されます。 |
種別 | 2 | イベント種別 | トレースの契機となるイベント種別です。
|
テキスト | 0〜4,095※ | メッセージテキスト |
|
改行コード | 2 | レコード終端記号 | − |
BLCのユティリティ用トレースファイルの出力例を次に示します。
図13-2 完了案件削除ユティリティのトレースファイルの出力例
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