サーバ側のユーザ追加処理を追加するには，BLSGで自動生成した帳票クラス（以降，自動生成帳票クラスと呼びます）を継承したユーザ定義クラスをJavaで実装し，帳票JSPにインポートする必要があります。帳票JSPへのインポート設定方法については，「6.2.4(2)(c)　ユーザ追加処理について定義する」を参照してください。

BLCFormBaseクラスのクラス階層を次に示します。

表8-1　BLCFormBaseクラス階層

クラス名				説明
jp.co.hitachi.soft.blc.BLCFormBase				BLCの提供するクラスです。詳細は，マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー APIリファレンス」を参照してください。
└	jp.co.hitachi.soft.blc.BLCEURFormBase			BLCの提供するクラスです。詳細は，マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー APIリファレンス」を参照してください。
	└	"jp.co.hitachi.soft.blc."+<帳票パッケージ名>+"."+<帳票ID>+"_"＋<帳票Version>+"_Class"		自動生成帳票クラスです。 BLCサンプル帳票（販売契約稟議EUR）例 SampleConsultationEUR_1_Class.java
		└	"jp.co.hitachi.soft.blc."+<帳票パッケージ名>+"."+<ユーザ定義クラス名>	ユーザ定義クラスです。 帳票前処理などのユーザ追加処理を実装する場合は，「8.1.2　サーバ側のユーザ追加処理で行うカスタマイズ（EUR Form連携帳票の場合）」のBLCEURFormBaseクラスのユーザ追加処理メソッドをオーバーライドしてください。 BLCサンプル帳票（販売契約稟議EUR）例 SampleConsultationEUR_1_userServerSideClass.java