uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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5.8.3 宛先の未指定のチェック

「申請/承認処理時に宛先が指定されているか」について「チェックする / チェックしない」を指定できます。

カスタマイズ方法

申請/承認処理時に宛先が指定されているかのチェックの指定は,BLCプロパティファイルのCheckSendToDataキーで設定します。CheckSendToDataキーの詳細は,「付録E.1(4) プロパティ情報一覧」を参照してください。

なお,次の場合は,「チェックしない」を設定する必要があります。

  1. ユーザが帳票のプルダウンメニューから宛先を選択しない場合
    (例)宛先が固定で決まっている場合,ユーザ追加処理で設定する場合
  2. 1.に加え,振り分けルールの参照カラムをBLC_INBOX_TテーブルのCDPARTICIPANT以外に設定している場合
    1.だけの場合は,ユーザ追加処理(ボタンDB更新前処理)で,BLC_SendToDataに値を設定する方法を推奨します。

BLC_SendToDataに値を設定しない場合は,次の影響があります。

申請/承認処理時のチェックの指定は,次のようにカスタマイズすることを推奨します。

次の場合は,BLC_SendToDataの設定を省略できます。

独自の振り分けルールを使用する場合は,最終作業者氏名および最終作業者組織略称の値を正しく表示するためのカスタマイズが必要になります。CDPARTICIPANTなどに正しい情報を設定しないと正しく表示されません。このため,上記の場合をよく検討してください。