Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド

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7.2.2 詳細メッセージの対処例

Protection Manager Consoleを操作中に表示される詳細メッセージの対処例を次に示します。

この項の構成
(1) Application Detailウィンドウを表示する際に詳細メッセージが表示された場合
(2) Backup Catalog Viewを表示する際に詳細メッセージが表示された場合
(3) Backup Detail Informationウィンドウを表示する際に詳細メッセージが表示された場合
(4) バックアップサーバでのマウント処理中に詳細メッセージが表示された場合

(1) Application Detailウィンドウを表示する際に詳細メッセージが表示された場合

メッセージダイアログボックスに次の表に示す項目が表示された場合,接続先の業務サーバで,バックアップやリストアが実行されているおそれがあります。

表7-1 メッセージダイアログボックスの表示項目-Application Detailウィンドウ表示エラー

表示項目 表示内容
メッセージ KAVX11003-E KAVX11003-E
Location Copy Controller Copy Controller
Cause DRM-22002 DRM-22002
Detail Command: drmfsdisplay.exe
KAVX0016-E,KAVX0017-E,またはKAVX0105-E
Command: drmexgdisplay.exe
KAVX0006-E
要因 = DRM-10104

この場合の対処方法を次に示します。

(2) Backup Catalog Viewを表示する際に詳細メッセージが表示された場合

メッセージダイアログボックスに次の表に示す項目が表示された場合,接続先の業務サーバでProtection Manager Copy Controllerによるバックアップが一度も取られていない,またはバックアップが実行されているおそれがあります。バックアップを実行中の場合,バックアップ処理でディクショナリマップが更新されるため,エラーが発生します。

表7-2 メッセージダイアログボックスの表示項目-Backup Catalog View表示エラー

表示項目 表示内容
メッセージ KAVX11005-W
Location Copy Controller
Cause DRM-22004
Detail Command: drmappcat.exe
KAVX0024-E

この場合の対処方法を次に示します。

上記の原因に該当しない場合,次の対処方法を実行してください。

(3) Backup Detail Informationウィンドウを表示する際に詳細メッセージが表示された場合

メッセージダイアログボックスに次の表に示す項目が表示された場合,接続先の業務サーバで,バックアップが実行されているおそれがあります。バックアップを実行中の場合,バックアップ処理でディクショナリマップが更新されるため,エラーが発生します。

表7-3 メッセージダイアログボックスの表示項目-Backup Detail Informationウィンドウ表示エラー

表示項目 表示内容
メッセージ KAVX11003-E
Location Copy Controller
Cause DRM-22004
Detail Command: drmfscat.exeまたはdrmsqlcat.exe
KAVX0024-E

この場合の対処方法を次に示します。

(4) バックアップサーバでのマウント処理中に詳細メッセージが表示された場合

メッセージダイアログボックスに次の表に示す項目が表示された場合,接続先の業務サーバでバックアップやリストアが実行されているか,マウント対象がすでにマウントされているおそれがあります。

表7-4 メッセージダイアログボックスの表示項目-マウント処理エラー

表示項目 表示内容
メッセージ KAVX11011-E
Location Copy Controller
Cause DRM-22002
Detail Command: EX_DRM_MOUNT.wsf
KAVX0006-E
要因 = DRM-10008または要因 = DRM-10111

要因 = DRM-10008が表示されている場合,業務サーバでバックアップまたはリストアが実行されているおそれがあります。業務サーバでバックアップまたはリストアが実行されている場合,バックアップやリストアの対象となっているコピーグループをバックアップサーバ上にマウントすることはできません。

この場合の対処方法を次に示します。

要因 = DRM-10111が表示されている場合,バックアップサーバ上ですでにマウントされているコピーグループに対してマウントを実行したおそれがあります。

この場合の対処方法を次に示します。

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