Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
SQL Serverデータベースのバックアップ時に指定できるオプションを次に示します。
- [Generation Name](世代識別名)
選択した世代識別名のコピーグループにバックアップします。世代識別名は「ローカル/リモートの識別子_世代番号」となります。コピー種別がサブシステム内のボリューム複製機能(ShadowImage)の場合,識別子はlocalが表示されます。コピー種別がサブシステム間のボリューム複製機能(TrueCopyまたはUniversal Replicator)の場合,識別子はremoteが表示されます。
世代番号は,主ボリュームに設定されている世代管理のMU#が表示されます。
世代識別名の詳細については,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド」を参照してください。- [Database](対象データベース)
バックアップの対象となるデータベースを指定します。システムのデータベースをバックアップする場合,バックアップ時にSQL Serverが一度停止されます。したがって,バックアップ対象のデータベースに一時的にアクセスできなくなります。
- [All](すべてのデータベース)
システムのデータベースを含む,すべてのデータベースをバックアップする場合に指定します。- [Select Source Database](対象データベースの選択)
バックアップするデータベースを選択する場合に指定します。すべてのユーザーデータベースをバックアップする場合はAll User Databasesを選択します。特定のデータベースだけをバックアップするときはSelectを選択後,データベースを選択します。データベースの選択では,必ず同じ論理ボリュームに含まれるすべてのデータベースを指定してください。指定しない場合,バックアップはエラー終了します。- [Advanced Options](ユーザースクリプトの設定)
ユーザースクリプトを使用してバックアップする場合,[Pre/Post Job]ボタンをクリックしてAdvanced Optionsダイアログボックスを表示させ,バックアップオプションを設定します。- [Job Registration](バックアップジョブの登録)
[Schedule]ボタンをクリックしてスケジュールオプションを設定すると,バックアップジョブが登録できます。この場合は,バックアップを即時実行しません。バックアップジョブの登録については,「6.5.1 バックアップジョブを登録する」を参照してください。