Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
運用を開始したあとでも,次のような場合にはディクショナリマップファイルの更新が必要です。
- RAID Managerの構成定義ファイルを変更した場合
- ボリュームのペア構成を変更した場合
- マウントポイント(Windowsの場合はドライブ文字)を変更した場合
- ハードディスクを追加したり,取り外したりしてディスクの構成を変更した場合
- ダイナミックボリュームを拡張した場合
- SQL Serverのインスタンスを構築または削除した場合
- SQL Serverのデータベースを追加または削除した場合
- SQL Serverのデータベースの構成ファイルを追加,削除,または移動した場合
- SQL Serverのデータベースの名称,またはデータベースの構成ファイルの名称を変更した場合
- drmdbsetupユーティリティを実行して,ディクショナリマップファイルの格納場所を変更した場合
なお,クラスタ構成でディクショナリマップファイルを更新する場合,Active状態になっている現用サーバで実行してください。クラスタを切り替えて両方のサーバで実行する必要はありません。
また,通常,バックアップサーバではディクショナリマップファイルを更新する必要はありませんが,バックアップサーバに主ボリュームがある場合は,ディクショナリマップファイルの更新が必要です。
ディクショナリマップファイルの更新は,Update Dictionary Map Fileダイアログボックスで行います。
図6-10 Update Dictionary Map Fileダイアログボックス
表6-8 Update Dictionary Map Fileダイアログボックスの項目
項目 設定パラメーターまたは説明 Virtual server name 仮想サーバ名 Backup Objects File system ファイルシステム SQL SQL Serverデータベース Exchange Exchangeデータベース 更新完了後は,Application Viewの表示が最新状態になります。