Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド

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6.1.4 バックアップジョブ情報を参照する

これまでに登録されたバックアップジョブの一覧を,バックアップジョブ情報と呼びます。バックアップジョブ情報は,Backup Job Viewで参照できます。また,バックアップジョブの実行結果の詳細は,Backup Job Result Detailsウィンドウで参照できます。

バックアップジョブ情報を参照するには:

  1. Protection Manager Consoleを起動して,[Backup Job View]タブをクリックします。
    Backup Job Viewが表示されます。Backup Job Viewの表示項目については,「(1) Backup Job Viewの表示項目」を参照してください。
  2. Backup Job Viewのリストから,詳細情報を表示したいレコードを一つ選択して,[Show Backup Job Results]ボタンをクリックします。
    Backup Job Result Detailsウィンドウが表示されます。Backup Job Result Detailsウィンドウは,Backup Job Viewのリストで表示したいレコードをダブルクリックしても表示できます。Backup Job Result Detailsウィンドウの表示項目については,「(2) Backup Job Result Detailsウィンドウの表示項目」を参照してください。

    図6-8 Backup Job Viewの表示例

    [図]

    図6-9 Backup Job Result Detailsウィンドウの表示例

    [図]

この項の構成
(1) Backup Job Viewの表示項目
(2) Backup Job Result Detailsウィンドウの表示項目

(1) Backup Job Viewの表示項目

Backup Job Viewの表示項目を次の表に示します。

補足説明
Backup Job Viewには,リストボックスが表示されます。リストは,参照しやすいように行単位で並べ替えることができます。リストの見出しをクリックすると,選択した見出しの表示内容に関して昇順または降順に並べ替えられます。

表6-6 Backup Job Viewの表示項目

項目名 内容
Schedule バックアップスケジュール
先頭にスケジュールタイプ,次に時間や日付などスケジュールオプションに指定した内容が表示されます。
スケジュールタイプは次のとおりです。
Daily:指定した時間に毎日実施
Weekly:指定した曜日/時間に毎週実施
Monthly:指定した日付/時間に毎月実施
Day of week in month:指定した月/週/曜日/時間に毎回実施
One time only:指定した日付/時間に一度だけ実施
Start Time バックアップ開始時間
Status バックアップジョブのステータス
Scheduled:バックアップジョブスケジュール実行待ち
Completed:バックアップジョブ完了
Executing:バックアップジョブ実行中
Command Error:バックアップコマンドでエラー発生
Schedule Execution Error:スケジュール実施時にエラー発生
補足説明
Command Error,またはSchedule Execution Errorになった場合,次回のスケジュールが正常に実施されるまで,このステータスは変わりません。
Application アプリケーション種別
「File System」,「SQL Server」,または「Exchange」と表示されます。
Instance インスタンス名
File System:マウントポイント名
SQL Server:データベースインスタンス名
Exchange:Storage Groups
Target Object バックアップ対象名
複数ある場合は,コンマで区切って表示されます。
File System:-
SQL Server:データベース名
Exchange:ストレージグループ名およびインフォメーションストア名
Mode バックアップモード
「Cold」,「Online」,または「VSS」と表示されます。
Generation Name 世代識別名
Comment バックアップコメント
n Jobs 登録されているバックアップジョブの数
[Run Immediately]ボタン バックアップジョブを即時実行します。
Backup Job Viewでレコードを一つ選択した場合にだけ有効です。
[Modify]ボタン Backup Job Updateダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスでバックアップオプションを変更できます。
Backup Job Viewでレコードを一つ選択した場合にだけ有効です。
[Delete]ボタン バックアップジョブを削除します。
Backup Job Viewでレコードを一つ選択した場合にだけ有効です。
[Show Backup Job Results]ボタン Backup Job Result Detailsウィンドウを表示します。
Backup Job Viewでレコードを一つ選択した場合にだけ有効です。
[CSV Output]ボタン Backup Job Viewの表示内容を,ファイル(タブで区切られた形式)に出力します。このボタンを選択すると,ファイル名と保存先を指定するためのダイアログボックスが表示されます。

注※
インフォメーションストア名は,バックアップモードが「VSS」の場合だけ表示されます。

(2) Backup Job Result Detailsウィンドウの表示項目

Backup Job Result Detailsウィンドウの表示項目を次の表に示します。

補足説明
Backup Job Result Detailsウィンドウには,リストボックスが表示されます。リストは,参照しやすいように行単位で並べ替えることができます。リストの見出しをクリックすると,選択した見出しの表示内容に関して昇順または降順に並べ替えられます。

表6-7 Backup Job Result Detailsウィンドウの表示項目

項目名 内容
Application アプリケーション種別
「File System」,「SQL Server」,または「Exchange」と表示されます。
Instance インスタンス名
File System:マウントポイント名
SQL Server:データベースインスタンス名
Exchange:Storage Groups
Mode バックアップモード
「Cold」,「Online」,または「VSS」と表示されます。
Backup Comment バックアップコメント
Backup Job Result バックアップジョブの実行結果
Executed Job List バックアップジョブの実行結果一覧
ウィンドウを開いた時は,Start Timeの降順で表示されています。
Backup ID バックアップID
Start Time バックアップジョブの実行開始日時
Status バックアップジョブのステータス
Completed:バックアップジョブ完了
Command Error:バックアップコマンドでエラー発生
Schedule Execution Error:スケジュール実施時にエラー発生
Time Taken (min) バックアップジョブの所要時間(分)
[Show Job Output]ボタン 指定したバックアップIDの実行結果を[Job Output]に表示します。[Executed Job List]でバックアップIDを一つ選択した場合にだけ有効です。
Job Output バックアップジョブの実行結果
指定したバックアップIDの実行結果が表示されます。バックアップがエラー終了した場合,原因調査に利用できます。

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