付録J.2 注意事項
ジョブコメントを使用する場合の運用の注意事項について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ファイル名またはドキュメント名の構成要素に使用する場合
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ジョブコメント使用範囲に指定された範囲内で,前後に存在する半角スペースは無視されます。なお,出力けた数を指定している場合は,ジョブコメント使用範囲内に存在する前後の半角スペースを除去した上で,指定されたけた数になるように自動調整されます(出力けた数指定時の調整方法の詳細は,「7.2.2(6)(d) [構成要素詳細設定]画面」の[出力桁数]プルダウンリストの説明を参照してください)。
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次の場合,ジョブコメント使用範囲の不正となり,エラーログを出力して変換処理を中止します。
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2バイトコードの途中から範囲指定した場合
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2バイトコードの途中(奇数バイト)に使用範囲の終端が位置する場合
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(2) 用紙名称に使用する場合
「付録J.2(1) ファイル名またはドキュメント名の構成要素に使用する場合」を参照してください。
(3) 分類フォルダに使用する場合
「付録J.2(1) ファイル名またはドキュメント名の構成要素に使用する場合」を参照してください。
(4) 後処理UOCのコマンドライン引数に使用する場合
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引用符("),円記号(¥),機能キャラクタ,外字,印字不能文字は使用しないでください。
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ジョブコメントの後ろに存在する半角スペースは無視されます。
(5) セパレータ出力項目に使用する場合
次の場合,ジョブコメント使用範囲の不正となり,エラーログを出力して変換処理を中止します。
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2バイトコードの途中から範囲指定した場合
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2バイトコードの途中(奇数バイト)に使用範囲の終端が位置する場合
(6) HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する情報(キャビネット番号,フォルダ番号,配布先コード,帳票コード,登録日付,順序番号,保存日数およびバックアップ保存日数)に使用する場合
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キャビネット番号の使用範囲には,英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~' を使用してください。
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フォルダ番号の使用範囲には,英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~' を使用してください。
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配布先コードの使用範囲には,英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~' を使用してください。
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帳票コードの使用範囲には,英数字('A'〜'Z','0'〜'9'),半角カタカナ,'#','@','\','-','.','/','!','$','(',')','+','`','{','}','~' を使用してください。
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登録日付の使用範囲には,数字を使用してください。
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順序番号の使用範囲には,数字を使用してください。
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保存日数の使用範囲には,数字を使用してください。
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バックアップ保存日数の使用範囲には,数字を使用してください。
- 重要
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PDE for Openでは,上記のジョブコメントの使用範囲は,チェックしません。ジョブコメントの内容は,HOPSS3/AS REV/OSEのサイドREVのコマンドラインにそのまま展開されます。このため,上記の使用範囲に収まるようご注意ください。なお,HOPSS3/AS REV/OSEのサイドREVのコマンドラインの詳細については,「11.3 HOPSS3/AS REV/OSEへのPDFファイルの登録」を参照してください。
(7) HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する情報(帳票名称,ラベル1〜3)に使用する場合
「付録J.2(1) ファイル名またはドキュメント名の構成要素に使用する場合」を参照してください。なお,アポストロフィ( ' ),引用符( " ),およびコンマ( , )は使用できません。
(8) 活文 Contents Lifecycle Managerへ登録する属性情報
ジョブコメント使用範囲に指定された範囲内で,前後に存在する半角スペースは無視されます。
次の場合,ジョブコメント使用範囲の不正となり,エラーログを出力して変換処理を中止します。
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2バイトコードの途中から範囲指定した場合
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2バイトコードの途中(奇数バイト)に使用範囲の終端が位置する場合